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https://www.bbc.com/news/articles/c87765531xlo
南アフリカの議員は人種差別発言で停職
2024年6月20日 11:59GMT
ダナイ・ネスタ・クペンバ、ノムサ・マセコ、ラフィエカ・ウィリアムズ、BBCニュース、ロンドン＆ヨハネスブルグ
南アフリカの議員が、黒人に対する暴力的な人種差別発言を吐き出す一連の古い動画がネット上で再浮上したことを受け、所属政党である民主同盟（DA）から停職処分を受けた。
レナルド・ガウスは当初、動画の1つが改ざんされているとほのめかし、それを否定したが、DAが木曜日に出した声明では、動画は「本物であり、偽物ではない」としている。
先週議会に就任したガウスは、動画の中で、通常は黒人アフリカ人に対して使われる地元の侮辱語をNワードとともに繰り返し使用し、黒人を殺すよう呼びかけている。
大統領シリル・ラマポーザがDAとの新連立政権をまとめる中、これほど悪いタイミングでの出来事は考えられない。
水曜日に大統領として2期目の任期を宣誓した後、彼は今、自身のアフリカ民族会議（ANC）とDA、および3つの小政党の間で閣僚ポストの配分について合意しなければならない。
ANCは先月の選挙で過半数を獲得できなかったが、これは1994年に人種差別的なアパルトヘイト制度が終了して以来初めてである。
国内第2の政党である中道右派のDAは、同党が白人少数派の利益を守りたいとしているとして、人種差別主義の非難に直面しているが、同党はこれを否定している。
DAは、ゴウスは「懲戒処分」を受けるだろうと述べた。
今週初め、ゴウスが人種差別的な発言をしている別の古いビデオクリップが再び登場した。
ビデオの中で、彼は白人が逆アパルトヘイトの対象になっているとほのめかした。
同氏は「アフリカが地球上から消えても、誰も気づかないだろう」と述べた。
4万人以上が同氏の議員辞職を求めるオンライン嘆願書に署名した。
月曜日、最初の動画が公開された後、41歳の同氏は自分は人種差別主義者ではないと主張し、Xで謝罪し、「粗野」で「敵対的」な発言をしたと述べた。
「人種差別主義者だという主張は否定する。しかし、自分のメッセージが自分の伝え方によって歪められたことは理解しており、若く未熟な自分の行動に全責任がある」と同氏は述べた。
DA党首のジョン・スティーンハウゼンは以前、ガウスを擁護したが、同氏が黒人を殺すよう呼びかける最新の動画を見たかどうかは不明だ。
DAの幹部で元党首のヘレン・ツィルは水曜日、地元メディアに対し「このような言葉は正当化できず、受け入れられない。このような攻撃的な言葉遣いが正当化される理由が分からない」と語った。
グースはネルソン・マンデラ・ベイの第2区の元議員で、ソーシャルメディアで人気があり、物議を醸すことで知られている。
南アフリカ人権委員会（SAHRC）は、「オンラインメディアの投稿に関する人種差別発言の疑い」でグースに対して法的措置を取ると述べた。
Xで共有された声明で、SAHRCは、停職処分を受けた議員の発言は「ヘイトスピーチおよび/または嫌がらせに該当する」と結論付けた。
「グースの国会議員としての立場を考えると、彼の疑惑の行動はさらに大きな重みと責任を伴う。」
長年のライバルであるANCとDAの連立政権は、正式には国民統一政府と呼ばれているが、先週発表されて以来、一部から厳しい批判を受けている。
2013年にANCを離脱した後に同党を結成した経済的自由の闘士（EFF）のリーダー、ジュリアス・マレマは、は合意を激しく非難した。
「我々は、南アフリカの経済と生産手段に対する白人の独占力を強化するこの都合の良い結婚には同意しない」
前大統領ジェイコブ・ズマと、最近の選挙で3位となったuMkhonto weSizwe（MK）の創設者も同じ意見だ。
彼は、南アフリカには国民統一政府は存在せず、この提携を「白人主導のDAとラマポーザのANCの不道徳な同盟」と表現した。
南アフリカのビジネス界は、連立政権が経済の安定をもたらすことを期待して、広く歓迎している。
大統領ラマポーザは就任演説で、国内の経済成長、雇用の創出、格差の縮小を誓った。
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仮訳終わり