中国外交部報道官定例記者会見240509 | KGGのブログ

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外務省の林剣報道官の定例記者会見(2024年5月9日)

 

2024-05-09 18:31

 

 

中国中央電視台: 習近平国家主席のセルビア訪問の詳細、成果、ハイライトを教えていただけますか?

 

林剣:習近平国家主席はセルビアへの国賓訪問を終えたところだ。 訪問中、習主席はブチッチ大統領の盛大な歓迎式典に出席し、両大統領は記者団と共同会見する前に会談した。 両首脳は、中国とセルビアの包括的な戦略的パートナーシップを深化・向上させ、新時代における運命共同体を構築するという決定を発表した。

 

 習主席は、中国とセルビアの堅固な友好関係は、歴史に深く根ざし、強固な政治的基盤、広範な共通の利益、両国民の大きな親近感を持って、変化する国際環境の試練に耐えてきたと指摘した。 近年、二国間関係は飛躍的な発展と歴史的成果を収めている。 新たな状況の下、セルビアは中国と運命共同体を構築する最初のヨーロッパの国となる。 これは、両国間の戦略的、特別かつハイレベルな関係を雄弁に物語っている。 双方は両国関係の戦略的性質に焦点を当て、二国間関係の一般的な方向性を把握すべきである。 両国国民の利益のために両国間の協力の現実的な性格を堅持する。 両国関係の革新的な性質を推進し、協力の新たな展望を切り開き、革新的な協力を二国間関係の新たな成長点に変える。

 

 習主席は、新時代における未来を共有する中国・セルビア共同体の構築を支援するために中国が講じる6つの実践的な措置の第一弾を発表した。 まず、両国の共同努力の結果、中国・セルビア自由貿易協定は今年7月1日に発効する。 第二に、中国はセルビアによる2027年専門博覧会の開催を支持しており、同イベントに出席するため代表団を派遣する予定である。 中国企業も関連建設プロジェクトへの参加を奨励される。 第三に、中国はセルビアからより高品質の農産物を輸入するだろう。 すでに中国への梅干しとブルーベリーの輸出手続きが完了し、高病原性鳥インフルエンザに係る規制も解除された。 第四に、中国は今後3年間に中国での科学研究交流に参加するセルビアの若手科学者50人を支援する。 第五に、中国は今後3年間でセルビア人の若者300人を中国に留学するよう招待する。 第六に、中国はセルビアによるベオグラードから上海への直行便の開設を歓迎し、両国の航空会社がベオグラードから広州への直行便を開設するよう奨励している。

 

 両大統領は、包括的戦略的パートナーシップの深化・向上と新時代における未来を共有する中国・セルビア共同体の構築に関する共同声明に署名した。 彼らはまた、一帯一路協力、グリーン開発、デジタル経済、電子商取引、インフラ、経済技術協力、情報通信、農業食品、メディアなどに関する複数の協力文書の交換を目撃した。

 

 習近平国家主席が強調したように、新時代における運命共同体となる中国・セルビア共同体は、中国とセルビアの鉄壁の友好関係をさらに強化するものである。 また、これは私たちの共通の価値観と目標、すなわち発展の共同追求、双方にとって有利な企業、相互の成功を表しています。 これらは、中国、セルビア、そして独立、平和、発展に尽力するすべての国の共通の願望です。 中国はセルビアと協力し、同じ船に乗るように苦楽を共にし、鉄壁の友好精神を継承し、友好関係を維持、発展させ、両国の基本的かつ長期的利益を共同で守る。 両国がそれぞれの国家発展と活性化を追求する中で、中国はセルビアと協力して新時代の運命共同体の構築を進める。

 

 

テレビ朝日:海上自衛隊の護衛艦上空をドローンで撮影した映像が中国でネット上に共有された。 しかし、日本では無許可で自衛隊基地上空でドローンを飛行させることは法律で禁止されています。 日本の防衛省関係者は、この映像は本物である可能性が高いと述べた。 コメントは何ですか?

 

林剣: あなたが言及した映像がどこから来たのかわかりません。

 

 

中評社:国際通貨基金第一副専務理事のギタ・ゴピナス氏は5月7日、米国と中国の間の緊張激化が世界的な波紋を引き起こしており、各国は経済と国家安全保障への懸念に基づいて貿易・投資相手を再評価しており、世界は分断されていると述べた。 3 つのブロックに分割: 米国寄りのブロック、中国寄りのブロック、そして非同盟諸国のブロックです。 経済の細分化の傾向は、ルールに基づいた世界貿易システムからの大幅な後退と、経済統合から得た利益の大幅な逆転につながる可能性がある。 同氏は、米国と中国は信頼を回復するために現実的な措置を必要としていると述べた。 最初のステップは、コミュニケーションのラインを開いたままにすることです。 米国と中国の対話は、最悪の結果の発生を防ぐのに役立つ可能性がある。 中国のコメントは何ですか?

 

 林剣: 習近平国家主席が強調したように、私たちは相互依存の世界に生きており、共に栄枯盛衰を遂げます。 各国の利益が深く絡み合っているため、すべての国が双方にとって有利、全員にとって有利な結果を得るために最大限の合意を構築する必要があります。 これは中国が世界と中米関係を眺める基本的な出発点である。 国家安全保障の概念を過度に拡大し、他国との経済関係を弱体化または断絶することは何の解決にもならず、世界の産業チェーンとサプライチェーンを不安定にし、国際貿易秩序を混乱させ、最終的には自国の利益を損なうことになります。 米国は、中国の経済成長を抑制しようとしないという約束に基づいて行動し、中国との関係やさまざまな分野での協力を可能にする環境を作り出す必要がある。

 

 世界経済は分裂と対立のリスクに直面していますが、より重要なことに、世界経済には団結と協力の機会が与えられています。 歴史の流れは私たちの選択によって形作られます。 一国主義と保護主義の高まりに直面して、中国は普遍的に有益で包括的な経済のグローバル化を提唱している。 私たちは常に団結と協力を選択し、開放と相互利益の側に立つつもりです。 我々は、国連を中核とする国際システムとWTOを中心とする多角的貿易システムを維持し、共通の目的と世界的発展の共通の追求を持つ世界を目指して世界の他の国々と協力する用意がある。

 

 

中国日報:選出された台湾地域の指導者頼清徳氏は、5月20日以降に日本との協力を強化することを楽しみにしている、台湾にとっての有事は日本にとっても有事であり、その逆も同様であると述べたと報じられている。 中国のコメントは何ですか?

 

林剣:「台湾にとってのあらゆる有事は日本にとっても有事だ。」 これは、日本の一部の人たちが説いている危険ではあるが、明らかに誤算である。このレトリックを繰り返し誇大宣伝することで、民進党当局は本質的に、彼らの根底にある論理は日本に取り入り、台湾を売り渡し、台湾独立を求めることであると世界に伝えているのだ。 外国の支援を求めることは、「台湾の独立」と外国の干渉が台湾海峡の平和と安定を損なう最大の要因であることを改めて思い出させます。 「台湾独立」は、その形や口実が何であれ、どこまでも実現するだろう。

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仮訳終わり

 

 

 

 記事タイトルの最後の数字は記者会見の年月日を示します。今回のものに「240509」とありますが、それは「2024年5月9日」のことです。

 

 2022年6月15日以降の記事については、毎日の配信はしません。気が向いたときのみです。

 

 報道官の意向と英語表現は違いますし、また、それを翻訳すると訳者の意思がでてしまいます。2021年6月からは、誤訳ならびに文法的な間違い以外は翻訳ソフトのままにしています。そのため「ですます体」と「である体」が混在しています。また、従来行っている、敬称略ならびに役職名の前置化をしていません。