干ばつでダムが干上がり何世紀も前の町が姿を現す | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/world-asia-68852451

 

フィリピン:干ばつでダムが干上がり、何世紀も前の町が姿を現す

2024 年 4 月 30 日 05h GMT

ジョエル・グイント

BBCのニュース

 

 

 フィリピンの灼熱の気温により主要ダムが部分的に干上がり、約300年前の町の廃墟が再び姿を現した。

 

 パンタバンガンの町は、1970 年代に貯水池を建設するために水没した。

 

 しかし、非常にまれに、天候が乾燥していて暑いときに水から現れることがある。

 

 国のほぼ半数が干ばつに見舞われ、いくつかの地域で気温が最高値に達している中でのことだ。

 

 同国のダムを運営する州機関の技師マーロン・パラディンがAFP通信に語ったところによると、これはダム建設以来、この町が水面上にあった最長期間である。

 

 学校が数日間休校となり、会社員には在宅勤務が勧告され、猛暑により何百万人もの人々の日常生活が混乱している。

 

 そして、今後数日間はまだわずかに暑くなる可能性があると、国営気象局パガサの気象学者ベニソン・エスタレハはBBCニュースに語った。

 

 「気候変動がフィリピンに与える一般的な影響は、気温の上昇だ。私たちが経験している暑さは、今後数日で着実に増加する可能性がある」とエスタレハは語った。

 

 フィリピンは温暖な乾季の真っ只中にあり、エルニーニョ現象や太平洋の表層水の異常な温暖化によって状況はさらに悪化している。この列島の国の東海岸全体が太平洋に面している。

 

 東南アジアの国は、世界で最も気候変動の影響によるリスクにさらされている国の一つである。雨季には、史上最も強力な台風の 1 つである 2013 年のスーパー台風ハイヤンのような、巨大な嵐が発生する可能性がある。

 

 「パンタバンガンやその他の地域も含めて、ダムの水位が低下すると予想されている」とエスタレハは語った。

 

 公式データによると、そこでの水位は通常の最高水位221メートルから50メートル近く低下した。

 

 パラディンはAFPに対し、この地域にほとんど雨が降らなかったため、3月に遺跡が再び姿を現し始めた、と語った。遺跡の復活により、首都マニラから北に約202キロ(125マイル)離れたこの町に観光客が集まっている。

 

 フィリピンとは別に、バングラデシュも授業停止を実施し、3,300万人の学生に影響を与えた。

 

 タイでは今年1月から4月17日までに熱中症で死亡した人は30人だったが、2023年全体では37人だったと保健省が発表した。国境を越えたミャンマーでは気温が45℃を超えた。

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仮訳終わり