イランがオマーンのそばで輸送船を拿捕 | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/world-middle-east-67948119

 

イラン、オマーン近郊で油槽船セント・ニコラス号を拿捕

2024 年 1 月 11 日 18 時(グリニッジ標準時)

キャスリン・アームストロング

BBCのニュース

 

 

 イランはオマーン湾でマーシャル諸島船籍の石油タンカーを拿捕した。

 

 伝えられるところによると、マスクをした武装集団がオマーンのソハール港近くのセント・ニコラス号に乗り込み、イランの港に向かうよう命じたという。

 

 イラン国営メディアは海軍の話として、今回の拿捕は昨年米国が船と石油を没収したことへの報復だと伝えた。

 

 セント・ニコラス号はイラクのバスラ港と目的地トルコの間を航行中だった。

 

 英国海事貿易局は木曜日、「軍風の黒い制服に黒いマスク」を着た4~5人の「無許可人物」がグリニッジ時03時30分に乗船したとの報告を受けたと発表した。

 

 同船との通信が途絶えており、当局が捜査を行っていると付け加えた。

 

 イラン国営メディアは軍の発表として、この船はギリシャ所有だが米国籍であると伝えた。

 

 管理会社エンパイア・ナビゲーションによると、この船には14万5000トンの原油が積まれており、乗組員としてフィリピン人18人とギリシャ人1人が乗っていた。

 

 セント・ニコラス号は、以前の名称はスエズ・ラジャン号で、イランに対する制裁執行の一環として、4月に米国によって拿捕された。

 

 以前この船をチャーターしていたスエズ・ラジャン・リミテッドは、後にイランに代わって秘密裏に海外で石油を販売・輸送するという制裁違反を共謀したとして有罪を認めた。

 

 米国は今回の拿捕は国際通商を妨害するイランによる最新の試みだとし、同船とその乗組員の即時解放を求めた。

 

 米国務省の報道官ヴェダント・パテルは「この種の措置は商業海運と地域経済、世界経済にとって不確実性を高めるだけだとわれわれは考えている」と述べた。

 

 この最新の行為は、イエメンの反政府勢力フーシ派がアラビア半島の反対側の紅海で行った攻撃とは別のものとみられる。

 

 木曜日の事件は、フーシ派の通常の作戦海域とは異なる海域で行われた。フーシ派はガザでの同国の行為への報復として、イスラエルと関係があると疑われる船舶を攻撃してきた。

 

 過去最大規模の攻撃を受け、米国と英国はイエメンの反政府勢力フーシ派に対して軍事行動をとる可能性を示唆した。

 

 火曜日の夜、艦載機と軍艦がイラン支援グループが発射した21機の無人機とミサイルを撃墜した。

 

 国連安全保障理事会は水曜日、フーシ派の攻撃の即時停止を求める決議を可決した。

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仮訳終わり