中国の不動産大手碧桂園は債務不履行の虞 | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/business-67142093

 

碧桂園:中国の不動産大手デフォルト懸念が高まる

2023年10月18日07時GMT

大井真理子

ビジネス記者

 

 

 中国最大の民間不動産開発会社碧桂園(Country Garden)は、海外債務不履行に陥った最新の不動産大手となったと考えられている。

 

 同社は110億ドル(90億ポンド)の負債とさらに60億ドルの国内ローンを抱えており、デフォルトとなれば国内最大規模の企業債務再編となる。

 

 デフォルトの可能性により、パンデミック後の中国の回復に対する懸念がさらに高まる。

 

 中国の不動産市場は経済の3分の1を占めるため、この問題は大きな影響を及ぼしている。

 

 最新の統計によると、同国の経済は7月から9月までの3カ月間で4.9%成長した。 これは第2・四半期の6.3%の伸びよりも遅い。

 

 中国政府は住宅需要を促進するためにさまざまな措置を発表しているが、不動産販売件数は昨年と比較すると依然として減少している。

 

 最新のデータでは、同国の不動産投資が今年最初の9カ月で9.1%減少したことも示された。

 

 8月、危機に見舞われた碧桂園は、今年上半期で記録的な67億ドル(52億ポンド)の損失を報告した。 債務不履行が確認されれば、碧桂園のオフショア債権者らは同社の財務アドバイザーとの交渉を開始し、債務の規模を考慮すると数カ月かかる可能性のある再建プロセスを開始することになる。

 

 スタンダード・チャータードの北アジア最高投資責任者、レイモンド・チェンは「これで中国の住宅市場に対するわれわれの懸念が再燃するだろう」と述べた。

 

 チェンは「市場は信頼を回復し、市場の信頼を回復するために、より協調的な政策アプローチを模索するだろう」と付け加えた。

 

 碧桂園のライバルである恒大が2021年に債務不履行に陥ると宣言されたとき、それが現在の中国の不動産市場危機の引き金となった。 恒大の会長は現在警察の監視下にある。

 

 2020年に大手不動産会社が借りられる金額を規制する新たな規則が導入され、中国の不動産業界は激震した。

 

 かつて中国で最も売れている開発会社だった恒大は、中国最大の企業の一つに成長するために積極的に事業を拡大する中で、3,000億ドルを超える負債を抱えていた。

 

 財政問題は国内の不動産業界に波及しており、他の開発会社も債務不履行に陥り、全国で未完成の建築プロジェクトが放置されている。

 

 中国はまた、経済成長の鈍化、地方政府の債務の膨張、若者の失業率の記録的な高さなど、他の問題にも直面している。

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仮訳終わり