**********************************************
https://www.theguardian.com/world/2023/sep/02/thousands-rally-in-niger-seeking-withdrawal-of-french-troops
ニジェールでフランス軍の撤退を求め数千人が集会
― 軍事政権がパリの干渉を非難する中、デモ参加者はフランス兵が居住する基地付近に集結 ―
フランス通信社 ニアメ
2023年9月2日(土) 18.57 BST
6月に政権を掌握した軍事政権の要求に従い、ニジェールの首都ニアメでは数千人の抗議者が集結し、フランス軍の撤退を求めた。
西アフリカの国におけるフランス軍の駐留を敵視するいくつかの市民団体の呼びかけを受け、デモ参加者は土曜日、フランス軍兵士が収容されている基地の近くに集まった。
彼らは「フランス軍は我が国から撤退せよ」と宣言する横断幕を掲げた。
行進は午後に到着したばかりの人々によって勢いづき、ニアメ郊外のフランス軍基地近くのロータリーには密集した群衆が形成された。
ニジェールの軍事政権は金曜日、デモ参加者が同様の集会を開く中、追放された同国の大統領を支持することでパリが「露骨な干渉」を行っていると非難し、フランスに対して新たな口撃を行った。
2021年の選挙で問題を抱える国の安定への期待を高めたフランスの同盟国である大統領モハメド・バズームは、7月26日に護衛隊員によって拘束された。
フランスの旧宗主国であり、ジハード主義との戦いにおける同盟国であるフランスとの関係は、パリがバズームを支持した後、急速に悪化した。
8月3日、政権は国内に1,500人の兵士を駐留させるフランスとの軍事協定の破棄を発表したが、パリは正当性を理由にこの動きを無視してきた。
軍指導者らによると、協定にはさまざまな期限が含まれているが、そのうちの1つは2012年からのもので、1カ月以内に期限が切れる予定だという。
軍政側はまた、フランス大使シルヴァン・イッテの即時「追放」を発表し、同大使の外交特権を撤回すると述べた。 彼らは、彼の存在は治安に対する脅威であると述べた。
しかし、フランス大統領エマニュエル・マクロンは月曜日、イッテのニジェールでの活動を称賛し、先週金曜日にニジェール出国までに48時間の期限を与えられたにもかかわらず同国に留まったと述べた。
1961年の外交関係に関するウィーン条約の第22条は、大使館の敷地は「不可侵」であり、受入国の代理人は「大使館長の同意がない限り、大使館の敷地に立ち入ることができない」と規定している。
*********************************************
仮訳終わり