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https://www.bbc.com/news/world-europe-66218869
ウクライナ戦争：大統領ウラジミール・プーチンはクリミア橋への「テロ」攻撃後の対応を誓う
2023年7月17日18時GMT
アントワネット・ラドフォード＆キャスリン・アームストロング著
BBCのニュース
大統領ウラジーミル・プーチンは、クリミアとロシアを結ぶ橋に対する「テロ」攻撃を受けて報復すると誓った。
ロシア政府は、2名が死亡したこの事件はウクライナによると非難しているが、キーウは正式にウクライナが行ったとは述べていない。
ケルチ橋は 2018 年に開通し、ロシアとクリミア（2014 年にロシアに併合されたウクライナ領土）間の道路と鉄道の移動が可能になった。
ロシア運輸省は、橋の支柱に損傷はなかったと発表した。
同省は捜査が続いていると述べたが、月曜早朝に爆発音が聞こえたとの未確認報告もある。
ロシア当局は、ウクライナが2隻の「無人水上艦艇」（USV）、つまり空ではなく水上を移動する無人機でケルチ橋を攻撃したと非難した。
今のところ、BBC はこれを裏付ける視覚的な証拠を確認していない。
しかし、ウクライナ治安当局関係者はBBCロシアに対し、攻撃の背後にはウクライナが関与しており、水上ドローンが使用されたと語った。
ロシア大統領は月曜夜のテレビコメントで、ウクライナが「無意味」で「残忍な」攻撃を開始したと非難した。
橋への攻撃により、橋が通る道路は被害を受けたが、橋に並行して走っている鉄道線路には被害はなかった。
この橋は、ウクライナ南部の一部を占領するロシア軍にとって重要な補給路である。
大統領プーチンとともにテレビに出演した副首相マラト・フスヌリンは、橋は11月1日までに完全に修復され、9月15日からは一方向の道路交通が再開されると述べた。
月曜日の事件により、クリミアから出る残りの道路ルートに長い交通渋滞が発生し、鉄道では重大な列車遅延が発生したと報告されている。 橋と並行して走るフェリーも影響を受けた。
ロシア当局者は、クリミアで足止めされている行楽客に対し、昨年のロシア軍侵攻以来ロシアが占領しているウクライナ南部地域を車で通って帰国するよう呼び掛けた。 当局者らは、観光客の通行を許可するために門限時間を短縮し、軍がルートを「安全」に保つと述べた。
ロシアとクリミア（2014年以来ロシア人に人気の休暇先）間の民間航空便は、モスクワの侵攻以来、停止されている。
ウクライナとの国境に近いロシア西部ベルゴロド州の知事ヴャチェスラフ・グラドコフは電報の声明で、月曜日の事件でロシア人夫婦が死亡したと述べた。 さらに、14歳の娘が負傷したと付け加えた。
オデーサ地域のウクライナ軍事政権の報道官が投稿した未確認の写真には、橋を渡る道路上の瓦礫や破損した手すりが写っていた。
国防アナリストのスチュアート・クロフォードはBBCに対し、橋の攻撃にはドローンが使用されたと考えていると語った。
同氏はまた、双方とも多くの情報を公表したがらないため、何が起こったのか詳細は不明のままになる可能性が高いと述べた。
ロシア外務省報道官マリア・ザハロワは、ウクライナが英国と米国の「直接参加」でケルチ橋を攻撃したと非難したが、その主張を裏付ける証拠は示さなかった。
クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフは、今回の事件と、ウクライナが黒海経由で穀物を出荷することを認める協定への参加を停止するロシアの決定との間には関連性がないと述べた。
この襲撃容疑は、ケルチ橋で昨年に続き２件目の大規模事件である。
2022 年 10 月、大規模な爆発が発生し、橋は部分的に閉鎖された。 2月に全面修復完了し開通した。
昨年10月の爆発の正確な原因は今も不明のままだ。 当時の映像には、多くの車やトラックが橋を渡ろうとする際に巨大な火の玉が噴火する様子が映っていた。
今回の事件は、ウクライナ南部と東部の領土奪回を目指すウクライナ軍による待望の反撃の最中に起きた。
ウクライナ軍の反撃で過去1週間で18平方キロ（7平方マイル）を奪回したとウクライナ国防副大臣ハンナ・マリアールがメッセージアプリテレグラムで述べた。
最近の獲得により、反撃開始以来、取り返した総面積は210平方キロメートル（81平方マイル）となった。
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仮訳終わり