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https://www.bbc.com/news/world-asia-66163535
日本の洪水:島が「最も激しい」降雨に見舞われ3人死亡
2023年7月11日10時GMT
グレアム・ベイカー著
BBCニュース
日本の南西部で、この地域史上「最も激しい」雨による洪水で、3人が死亡、3人が行方不明となっている。
記録的な量の雨が九州の一部に降ったため、川が氾濫し、丘の斜面が崩壊した。
気象庁は月曜日に久留米市で402.5ミリの降水量を記録し、同市での観測史上最高を記録した。
道路や電線は寸断され、さらなる豪雨が予想されるため、数千人が避難を命じられた。
気象庁の杉本敏は、この豪雨はこの地域で「これまでに経験した中で最も激しい」ものだったと確信していると述べた。
政府報道官の松野博一はAFP通信に対し、洪水で少なくとも3人が死亡したが、死者数はさらに増える可能性があると語った。 島の最も辺鄙な地域の一部では3人が行方不明となった。
松野は「亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げる」と述べた。
同氏によると、豪雨により数十万人が避難勧告を受け、遠隔地コミュニティは依然として洪水やその他の被害により実質的に遮断されたままだという。
福岡県添田市で土砂に巻き込まれた家に閉じ込められ、高齢の女性が死亡したと地元当局が発表した。 彼女の夫は生き残った。 久留米市では車に乗っていたところ、氾濫した川に流されたとみられる被害者もいる。
日本は現在、毎年恒例の梅雨の時期にあり、頻繁に豪雨が発生し、時には洪水や土砂崩れ、死傷者が発生することがある。
気象庁によると、日本で記録的な豪雨は2019年10月12日に神奈川県箱根町で1日の降水量が922.5ミリだった。
科学者らは、大気の温暖化によりより多くの水分が保持されるため、気候変動により日本やその他の地域で豪雨のリスクが高まっていると述べている。
気象庁によると、日曜日の夜に豪雨が発生する前に、この地域ではすでに1週間以上雨が降り続いていたという。
火曜日は多くの地域で太陽が輝いていたが、当局はさらなる雨の予報があり、既に濡れた地面が緩む可能性があると警告した。
日本では山腹のふもとの平地に住宅が建てられることが多いため、大雨の際には特に土砂崩れのリスクが高まる。
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仮訳終わり