**********************************************
https://www.theguardian.com/world/2023/jun/24/wagner-chief-vows-revenge-on-moscow-what-we-know-so-far
ワグネルの首領、モスクワへの復讐を誓う：これまでにわかっていること
― エフゲニー・プリゴジンはロシア軍がロケット弾攻撃で多数の戦闘員を殺害したと主張する一方、モスクワは同氏を武装反乱で非難している ―
ガーディアンスタッフと代理店
2023年6月24日(土) 01.48 BST
ロシア連邦保安庁は、ワグネルの首領エフゲニー・プリゴジンがロシア軍が彼の部隊を標的にし、ライバルたちを「破壊する」と誓ったとして非難したことを受けて、武装反乱の罪で刑事告訴を開始した。 金曜日遅くに公開された異例の一連の音声クリップの中で、プリゴジンはロシアのロストフ地域でのロケット弾攻撃で多数の戦闘員が死亡したと主張し、「復讐」し「国の軍事指導部がもたらした悪を阻止する」と誓った。
FSBは、プリゴジンの発言と行動は「実際、ロシア連邦領土内での武力内戦開始の呼びかけであり、親ファシストのウクライナ軍と戦うロシア軍人への痛烈な攻撃だ」と述べた。 ワグネル戦闘員らに対し、「取り返しのつかない過ちを犯さないこと、ロシア国民に対するあらゆる武力行動を停止すること、プリゴジンの犯罪的かつ裏切り的な命令を実行しないこと、そして彼を拘束するための措置を講じること」を求めた。
土曜日早朝、プリゴジンは別の音声メッセージを発表し、その中で自軍がウクライナを離れ、ロシア南部の都市ロストフに入っているとの証拠を示さずに主張した。 「今、私たちはすべての国境地点を越えた。国境警備隊は私たちを出迎え、戦闘員たちを抱きしめた。 今、我々はロストフに入っているところだ」と彼は言った。 「誰かが私たちの邪魔をするなら、私たちはすべてを破壊する。私たちは誰にでも手を差し伸べる。 私たちは前に進む。どこまでも進んでいく！」
ロシア国営タス通信が法執行機関の話として報じたところによると、モスクワでは治安対策が強化されており、重要施設は厳重な保護下で閉鎖されている。 未確認の映像には、ロシアの首都の路上で軍用車両が映っているものもあった。
治安サービスに関連するいくつかのテレグラムチャンネルによると、ロストフ市でも地元治安サービスの総動員を伴う緊急プロトコルが実施された。 地元メディアが公開した写真には、装甲車両が路上に現れる様子が映っていた。 ロシア治安当局と関係のある電報チャンネル「バザ」は、ヘリコプターがロストフ上空を飛行しているのが目撃されたと報じた。
ロシアのウクライナ作戦副司令官である将軍セルゲイ・スロビキンはビデオ演説を発表し、傭兵たちにプーチンへの忠誠を保つよう命じた。 「やめてほしい」と、これまでプリゴジンに近いとされていたスロビキンは語った。 「敵は我が国の内政状況が悪化するのを待っているだけだ。」
タス通信によると、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、武装反乱未遂を阻止するために講じられている措置について、関連するすべての国家安全保障機関から24時間体制で最新情報を入手していたという。 ロシア国営メディアは、クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフの発言として「必要なあらゆる措置が講じられている」と報じた。
プリゴジンは金曜日初め、ウクライナ侵略の正当性について国民に嘘をついているとモスクワ指導部を非難していた。 プリゴジンは、キーウが2022年2月にウクライナ東部のロシア支配地域への攻撃を計画しているというロシア側の主張を否定した。「2月24日の前夜に特別なことは何も起きなかった」とプリゴジンは述べた。「国防省は国民と大統領を騙し、ウクライナ側からの常軌を逸したレベルの侵略があり、彼らがNATOブロック全体とともに我々を攻撃しようとしていたという話をでっち上げている。」
ウクライナ地上軍司令官は、攻撃予備役の主力部隊がまだロシアとの戦闘に投入されていないことを初めて認め、「すべてはまだこれからだ」と述べた。 ウクライナ東部の軍事基地からガーディアン紙との独占インタビューで大佐オレクサンドル・シルシキーは、ロシア軍参謀本部はウクライナ軍が最も危険な場所を予測していたが、彼らが言うところの自軍の致命的な弱点を追い詰めているとクレムリンに警告を発したと述べた。
*********************************************
仮訳終わり