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https://www.bbc.com/news/world-europe-65866880
ゼレンスキー「ウクライナの反撃開始」
2023年6月10日16時GMT
オリバー・スロー著
BBCのニュース
ウクライナ大統領ウォロディミル・ゼレンスキーは、同国が待望していたロシアに対する反攻が始まったことを認めたようだ。
同氏は土曜日、「反撃と防御の行動が行われている」と述べた。
ただ、反攻がどの段階や州にあるかについては詳細には語らないと付け加えた。
このコメントは、ウクライナ南部と東部での戦闘の激化と、広く予想されていた戦闘の進展に関する憶測を受けて出されたものである。
ウクライナ軍は東のバフムト付近と南のザポリージャ付近に進軍し、ロシアの目標に対して長距離攻撃を行ったと伝えられている。
しかし、ウクライナは進展を主張し、ロシアは攻撃を撃退していると主張するなど、交戦している両陣営が対照的な物語を展開しているため、前線での現実を評価するのは難しい。
ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは金曜日に公開されたビデオインタビューで、ウクライナ軍は確かに攻撃を開始したが、進軍の試みは多大な死傷者を出して失敗に終わったと述べた。
ゼレンスキーはキーウでカナダ首相ジャスティン・トルドーと会談した後、ロシア指導者の言葉を「興味深い」と述べた。
ゼレンスキーは肩をすくめ、眉を上げ、プーチンが誰なのか知らないふりをしながら、ロシアに「もう長くはない」と感じてもらうことが重要だと語った。
同氏はまた、ウクライナ軍司令官らは前向きな雰囲気にあると述べ、「それを大統領プーチンに伝えてほしい」と付け加えた。
首相トルドーは、抜き打ち訪問中にウクライナへの新たな軍事援助として5億カナダドル（2億9,700万ポンド）を発表した。
会談後に発表された共同声明では、カナダはウクライナが「条件が許せばすぐに」NATO加盟国になることを支持すると述べ、この問題は7月にリトアニアのビリニュスで開催されるNATO首脳会議で議論されると付け加えた。
ドローンの破片がオデーサの住宅に直撃
記者会見は、南部オデーサ市で３人が死亡、数十人が負傷したロシアによる一晩の攻撃を受けて行われた。
ウクライナ当局者によると、撃墜されたロシアの無人機からの破片の落下により、黒海沿岸の港湾都市の住宅街で火災が発生した。
ロシアによる別の夜の攻撃は、ポルタヴァ中部の飛行場を標的とした。
ウクライナ空軍は、６時間続いたオデーサ攻撃には地上配備型ミサイル８発と無人機３５機が関与し、防空部隊は無人機２０機と巡航ミサイル２機を撃墜できたと発表した。
南部軍司令部の報道官ナタリア・フメニュークは、「空戦の結果、ドローン１機の破片が高層マンションに落下し、火災が発生した」と述べた。
救急隊は、子供３人を含む２７人が負傷し、火はすぐに消し止められたと発表した。 建物から12人が救出されたという。
画像には、オデーサのアパートが大きな被害を受け、瓦礫が部屋を覆い、窓が吹き飛ばされている様子が映っていた。 地面に大きなクレーターがあったものもあった。
ポルタヴァ中部地域の飛行場も土曜日早朝にロシアによる攻撃を受けており、地元知事は弾道ミサイルや巡航ミサイル、無人機も関与したと述べた。 同氏は、飛行場のインフラや設備に損害を与えたと述べた。
当局者らによると、ハルキウ北東部でも別の襲撃があり、２９歳の男性が死亡した。
一方、ロシア当局者らによると、重要な南部ザポリージャ地域ではここ数日戦闘が激化しており、ウクライナ軍はアゾフ海へのアクセスを取り戻そうとしていると報告されており、そうすればロシア軍は分断されることになる。
しかし、先週ノヴァ・ハコフカダムが破壊された後、同国南部で大規模な洪水が発生し、この地域での前進というウクライナの希望が妨げられる可能性がある。
洪水はドニプロ川の両側約230平方マイル（596平方キロ）に及んだ。
NATOとウクライナ軍はロシアがダムを爆破したと非難し、一方ロシアはウクライナを非難している。
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仮訳終わり