ポンペイの性的フレスコ画の展示はエロス解読を目的とする | KGGのブログ

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https://www.theguardian.com/science/2022/apr/17/pompeii-sex-scenes-hint-what-happened-erotic-art-ancient

ポンペイのセックスシーンの展示は、エロティカを解読することを目的としている

― 廃墟の中で見つかった芸術が展示されると、サイトのディレクターは古代の生活は私たちの生活と同じくらい複雑だったと言う ―

アンジェラ・ジュフリダ、ローマ

2022年4月17日日曜日16.03BST

 

 ポンペイの廃墟の中で見つかったエロティックアートの展示は、社会や公共の場のすべてのセクションの家に際どいシーンが存在し、画像がスキャンダラスまたは恥ずかしい方法で見られなかったことを探求する心を示すことを目的としている。

 

 ポンペイの考古学公園では、昨年4月21日から、サテュロスとニンフの像で飾られた2つのメダリオンを含む、約70の遺物が展示される。

 

 さらに、訪問者はアプリに案内されてサイトをツアーし、出生力の神プリアーポスを描いたものを含む、性的なフレスコ画を含むヴェスヴィオ通り沿いの家をチェックすることができる。2018年、そして2019年に発見された、白鳥を装ったローマの神ジュピテルにレダの姿が染み込んでいるシーンもある。

 

「明らかに、裕福な人々の家にはより多くの絵画があったが、[エロティックな画像]はポンペイでは非常に一般的であった」とポンペイ考古学公園のディレクターであるガブリエルズクトリーゲルは言った。「多くの芸術はギリシャ神話やギリシャの伝統から取られた物語を反映しているため、ローマ人がギリシャ文化を文化的規範としてどのように使用したかと多くの関係があった。」

 

 AD79のベスビオ山の噴火によって埋められた古代ローマの都市の売春宿で明らかにされたものと同様に、露骨なセックスシーンでカップルを示す芸術が発掘された家で発見された。「学者たちは、これらのシーンで飾られた部屋をある種の売春宿と解釈する傾向があった」とヅクトリーゲルは述べている。「しかし、家の中には売春の余地もあった。」

 

 専門家はしばしば売春宿の性的な壁画を提供されているサービスのメニューとして解釈した。「各ドアの上にシーンがあるので、少しこのように見えるが、この種の単純化を行うことは常に非常に危険である」とヅクトリーゲルは付け加えた。「古代の日常生活は私たちと同じくらい複雑で、画像から判断するだけでこれらの場所で起こったことを再構築するのは危険である。」

 

 この展覧会では、ホモエロティシズムのシーンを描いたアートも展示される。ポンペイで最も裕福な家の1つであるカサ・デル・ブラッチャレ・ドーロ、またはハウス・オブ・ザ・ゴールド・ブレスレットで見つかった彫像が含まれる。宴会の間だけでなく、性的に彼の主人に仕えたであろう若い男を表している。

 

「人々はポンペイのエロティックな画像を見て解放を確認するが、それらには書かれたルールと書かれていないルールもあり、実際にはこの大きな自由の世界ではなかった」とヅクトリーゲルは述べている。「同性愛をみると、それは確かに容認されていた。しかしそれはそれが今日私たちが多分望んでいるような参加と受け入れを提供したという意味ではない。」

 

展示会は2023年1月15日まで開催されます。

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仮訳終わり

 

 

英國ガーディアン紙記事から

 

 レダの元に通ったのはゼウスではなかったですかね。

 ああ、ギリシャ神話で言う全能の神ゼウスは、ローマ神話のジュピターですね。

 そうか、同一人物、というか同じ神様だったのですね。

 

 ゼウスは浮気者でした。正妻ヘラの他にも複数の女神にちょっかいだしたり、人間界の美人にも手を出します。レダの元に白鳥に化けて通います。

 そのモチーフが結構絵画になっています。

 

 それがポンペイにもあったということですか。

 

 平安貴族もそうでしたから。人というのは、というか、男というのはそういう習性を持っているのでしょう。