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https://www.bbc.com/news/science-environment-60333422
アマゾンの森林破壊:1月に樹木破壊の最高値を記録
ジョージア・ランナード
BBCニュース
2022年2月11日 20:03GMT
政府の衛星データによると、1月にブラジルのアマゾンで伐採された樹木の数は、昨年の同じ月の森林破壊をはるかに上回った。
破壊された面積は2021年の5倍であり、記録が2015年に始まって以来最高の1月の合計であった。
環境保護論者は、ブラジル大統領ジャイール・ボルソナロが森林破壊を加速させたと非難している。
気候変動に取り組むためには、アマゾンを守ることが不可欠である。
木は木を伐採するだけでなく、世界の食品会社に供給するために作物を植えるためのスペースを空けるために伐採されている。
昨年グラスゴーで開催された気候変動サミットCOP26で、100を超える政府が2030年までに森林破壊を止めて逆転させることを約束した。
環境保護論者によると、ブラジルの宇宙機関インペからの最新の衛星データは、巨大な熱帯雨林を保護するというブラジル政府の取り組みに再び疑問を投げかけている。
「新しいデータは、政府の行動がグリーンウォッシング・キャンペーンとどのように矛盾しているかを再び明らかにしている」と、ブラジルのグリーンピースのクリスティアン・マゼッティは説明する。
グリーンピースは、英国やその他の地域のスーパーマーケットに、肉や乳製品のサプライチェーンのサプライヤーから森林破壊に関与しているサプライヤーを排除するよう呼びかけている。
1月の森林破壊は合計430平方キロメートル(166平方マイル)で、ニューヨークのマンハッタンの7倍以上の面積であった。
雨季は通常、伐採者が密林にアクセスするのを妨げるため、年の初めに多数の木を伐採することは珍しいことである。
ブラジルの広大な熱帯雨林は、大気から大量の温室効果ガスを吸収し、炭素吸収源として知られているものとして機能する。しかし、伐採される木が多ければ多いほど、森林が排出物を吸収する可能性は低くなる。
しかし、この地域には、生計を立てるために鉱業や商業的農業に森を利用する必要があると言うコミュニティもある。
同時に、アマゾンに住む先住民のコミュニティは、熱帯雨林とその生活様式を守るために戦う。
ボルソナロはこの地域の環境保護を弱め、政府は貧困を減らすためにこの地域を利用すべきだと主張した。
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環境特派員、マット・マクグラスによる分析
このレベルの森林破壊を推進する要因はいくつかある。
牛肉や大豆などの農産物に対する強い世界的な需要が、これらの違法な伐採の一部に拍車をかけています。もう1つは、土地の取得を合法化し、許すための新しい法律がまもなくブラジルで可決されるという期待である。
ブラジル政府は、昨年8月から2022年1月までの期間に、全体的な森林減少は12か月前の同時期と比較して低かったと主張している。
環境保護論者は、大統領ボルソナロが2019年に就任して以来、法的保護を大幅に弱めていることを考えると、1月の記録的な落ち込みに驚かないと述べた。
昨年グラスゴーで開催されたCOP26気候サミットで、ボルソナロは、この10年の終わりまでに森林破壊を止めて逆転させることを約束した世界のリーダーの一人であった。
政治オブザーバーは、この調子の変化にもかかわらず、現場の政策は同じままであると主張している。
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仮訳終わり
BBC記事から
牛肉を食っていて、森林伐採でできた牛肉を食べない。
この矛盾に気づかないのが、彼らの可哀想なところです。いっそ牛肉を食べることをやめれば良いのに。タンパク質はほかから取れば如何でしょうか。
まあ、気づいてはいるのですが、自分たちの習慣はやめない。
やはりわがままな連中が、自己満足で進めているのが「気候変動と人類の二酸化炭素排出」問題でしょう。
そもそもグローバルサプライチェーンなどということを言い出したときから、環境汚染が加速化することはわかりきったことでしょう。
コロナで国家が門戸を閉め、航空産業が打撃を受けたとき、彼らは歓迎の声を上げたでしょうか。
発動機船で支援させておいて、自分はヨットで行動したから環境保護の騎士を気取る不登校学生もいましたし。
環境ヤクザのグリーンピースなどという団体もありますからね。