ベラルーシ騒乱29 スヴェトラーナ・アレクシエヴィッチはドイツへ | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/world-europe-54326505

ベラルーシ:ノーベル賞受賞者で野党の人物であるスヴェトラーナ・アレクシエヴィッチがドイツに行く

2020年9月28日16hGMT

 

 

 ベラルーシのノーベル賞受賞作家であり、野党の主要人物であるスヴェトラーナ・アレクシエヴィッチは、ドイツでの治療のために国を去ったと彼女の補佐官は言った。

 

 彼女は、この旅行は政治とは関係がなく、アレクシエヴィッチは戻ってくると言う。

 

 日曜日、警察は先月の選挙で争われた後、大統領アレクサンドル・ルカシェンコに対する最近の集会で何十人もの人々を拘束した。

 

 これとは別に、フランス大統領エマニュエル・マクロンは火曜日に野党の代表であるスヴェトラーナ・ティハノフスカヤに会うことになっている。

 

 マクロンはリトアニアへの2日間の旅行を開始している。そこは8月9日の大統領選挙投票後、ティハノフスカヤが避難したところである。

 

 

アレクシエヴィッチが去ったのはなぜか?

 スヴェトラーナ・アレクシエヴィッチは、「彼女の重奏的な著作、私たちの時代の苦しみと勇気の記念碑」で、2015年のノーベル文学賞を受賞した。

 

 彼女はまた、まだベラルーシにいる野党調整評議会の最後の主要メンバーであり、拘留されていなかった。

 

 彼女の補佐であるタチアナ・チュリーナはロイター通信に対し、アレクシエヴィッチは治療と仕事上の理由で国を去ったと語った。

「彼女は戻ってくるだろう」と彼女は言った。

 

 チュリーナは、その作家はスウェーデンでのブックフェアとシチリアでの授賞式に参加すると述べた。

「もちろん、帰れるかどうかは、当局が彼女の帰国を許可するかどうかによる。」チュリーナは付け加えた。

 

 今月初め、ヨーロッパ諸国の外交官は、覆面をした男が侵入しようとしたと彼女が言ったため、首都ミンスクのアレクシエヴィッチの家で写真を撮った。

 

 

抗議は何か?

 日曜日に行われた大衆集会は、選挙に対する抗議の50日目であった。

 

 選挙委員会は、ルカシェンコ(1994年以来権力を握っている)が80%以上の票で第6期目を勝ち取ったと述べている。先週、彼はミンスクでの予告なしの式典で就任した。

 しかし野党は、ルカシェンコは選挙で不正を行い、それがなければ少なくとも60%の得票で選挙に勝ったと言っている。

 

 米国とEUの27加盟国は、ルカシェンコを合法的な大統領として認めていないと述べている。

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仮訳終わり

 

 

 自分の国民の帰国を許さないかもしれないというのは凄いです。

 彼女の帰国を許さないと野党調整評議会の全員が国外にでることになります。

 

 そういえば、コレスニコワはどうなったのでしょう。大統領選挙でティハノフスカヤに協力したため当局から嫌がらせを受け、警察のバンに押し込まれて国境に連れて行かれ、国外に追い出されそうになったとき、パスポートを破り捨てた人。

 

 ヨーロッパの国も具体的に動き始めました。じわじわと大統領の周囲を押さえていくのでしょう。