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https://www.bbc.com/news/health-52968523
コロナウイルス:ヨーロッパでの封鎖により数百万人の命が救われた
ジェームズ・ギャラガー
保健科学特派員
2020年6月8日
研究によると、都市封鎖により、ヨーロッパの300万人以上の命がコロナウイルスから救われた。
インペリアル・カレッジ・ロンドンのチームは、都市封鎖なしでは「死者数は膨大なものになっただろう」と語った。
しかし、彼らは感染した人のごく一部だけであり、私たちはまだ「パンデミックの始まり」に過ぎないと警告した。
別の研究は、地球規模の封鎖は「これまでよりも短い期間でより多くの命を救った」と主張した。
同校の調査は、5月の初めまで、ヨーロッパ、オーストリア、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、スイス、英国の11か国での制限の影響を評価した。
その時までに、およそ13万人がそれらの国でコロナウイルスで亡くなった。
研究者らは、疾患モデリングを使用して、封鎖が行われなかった場合の死亡者数を予測した。そしてその仕事は、都市封鎖に入るという英国の決定を導いた同じグループから来ている。
彼らは、事業を閉鎖したり、自宅待機のような措置がなければ、5月4日までに320万人が亡くなったであろうと推定している。
ネイチャー誌のレポートによると、都市封鎖により、英国で47万人、フランスで69万人、イタリアで63万人を含む約310万人の命が救われた。
同校のセス・フラックスマンは、「封鎖は何百万人もの死を回避した。それらの死は悲劇だったはずだ」と語った。
彼らの方程式はいくつかの仮定をした。そしてそれは数字に影響を及ぼす。
彼らは、都市封鎖なしではそのコロナウイルスの脅威に対応して行動を変える人は誰もいなかったであろうと想定している。一部の国で起こりかけた大量の死者で病院が圧倒されることはなかったであろうとも想定している。
この調査では、完全に明らかになるまでに何年もかかる可能性のある都市封鎖の健康への影響も考慮されていない。
はじまったばかり?
モデルはまた、非常に多くの人々が感染していたため、発生は都市封鎖なしで今ではほぼ終了すると予測した。
英国の10人に7人以上がコロナウイルスに感染していたと考えられ、社会免疫でウイルスはもはや広がらない。
その代わりに、研究者たちはヨーロッパ全体で最大1500万人が5月の初めまでに感染していたと推定している。
研究者たちは、これらの国の人口のせいぜい4%が感染していたと言う。
「これがすべて終わったという主張ははっきりと拒否することができる。これは大流行の始まりに過ぎない」とフラックスマンは言った。
そして、都市封鎖が解除され始めると、ウイルスが再び広がり始めるリスクがあることを意味する。
「活動が再開すると非常に現実的なリスクがあり、次の1〜2か月以内に第二波が来る可能性がある。」サミール・バットは述べた。
一方、カリフォルニア大学バークレー校による別の研究では、中国、韓国、イラン、フランス、米国での封鎖の影響が分析された。
彼らの報告書も、ネイチャーで、都市封鎖によってこれらの国で5億3千万の感染が防止されたと述べている。
都市封鎖が導入される直前、症例が2日ごとに倍増していると彼らは言った。
研究者の一人であるソロモン・シアンは、コロナウイルスは「本当の人間の悲劇」であったが、ウイルスの蔓延を阻止するための世界的な行動は「これまでよりも短期間でより多くの命を救った」と語った。
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仮訳終わり
数理モデルは、仮定により大きく変わります。要因を増やしたり減らしたりすることで検討するのでしょうが、その世界は私には馴染みがない。
物事は起こらないとわからない。ただ、それまで後ろ向き調査であったものを、未来予測をするということで社会に警鐘を鳴らすことができます。
日本でもその研究者が政府に提言していました。それを批判する人もいました。日本では、研究を批判して政府の批判に持っていこうとする流れがあったように思います。
国を守るのが政府(国家)の仕事です。未曽有の感染症が拡大するときに、政府の批判しかしなかった人々には、『国賊』という言葉を進呈しましょう。
先が見えない事象に対し、しかも死者が増え、今まで想定し構築してきた社会制度が崩壊するかもしれない時に、政府批判をするというなんとも滑稽なことをしていました。
2011年、専門家気取りで、爆発しそうな原発を見に行き、何もしないで爆発させた政権がありました。国難を国難と思わない連中であるとわたくしは考えています。
少なくとも、今回の事態にその当時の政権でなかったことは幸いであったと思います。
まず、メディ屋の解体から始めませんか。彼らは今でも世の中をかき混ぜることしかしていません。
「インペリアル・カレッジ・ロンドン」? ああ、あの『渋谷教授』のいるところですか・・・。