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https://www.bbc.com/news/world-asia-52975138
マレーシアは数週間海に漂流していた270人のロヒンギャ難民を拘束
2020年6月9日11hGMT
マレーシアは、コロナウイルスの封鎖のために2か月近く沖合に漂流した船のロヒンギャ難民約270人を拘束した。
彼らは4月初旬にバングラデシュ南部から逃亡したが、着岸できなかった。
月曜日にマレーシアの沿岸警備隊が損傷したトロール船を迎撃したとき、乗船していた数十人が海に飛び込み、上陸するために泳ぎ出そうとした。
近年、多くのイスラム教徒ロヒンギャがミャンマーから逃亡し、迫害に直面している。
多くの人々が隣国のバングラデシュに向かい、約100万人のロヒンギャの本拠地であるコックスバザールにキャンプを設立した。
一部の人々は、この地域で安全な避難所と見なされるようになった近くのイスラム教国であるマレーシアへの道を作ろうと試みた。
過去数年間、密輸業者は何万ものロヒンギャを違法にマレーシアに移送することができた。しかし、マレーシアは現在、Covid-19流行を理由に、難民船の着岸を許可していない。
ボートは引き返した
AFP通信によると、月曜日にマレーシアの沿岸警備隊が休業中のランカウイ島から渡航する疑いのある船を発見し、国際海域に押し出そうとした。
しかし、沿岸警備隊が接近すると、船上にいたロヒンギャの53人は海に飛び込んだ。
海上パトロールを監督するタスクフォースが発表した声明によると、死んだ女性の死体とともに、さらに216人のロヒンギャがその船から発見された。
食料と水は移民に提供され、ボートはランカウイに運ばれ、そこに乗っていた269人全員が拘留された。
声明はまた、調査の結果、漁船とされた船が「意図的に」損傷を受け、その結果「排除することを憚られた」ことが明らかになったと述べた。
その船に乗っている人たちと断続的に接触していた人権活動家は、船がバングラデシュ南部を出発したときに約500人の乗客が乗っていたと考えている。
その数の半分以上が現在拘留されている。他の人たちは沿岸警備隊をかわして、より早く着陸できたかもしれない。
今年、ロヒンギャを運んでいる船がどれだけマレーシアへの進入を試みたのかは明らかではないが、当局は22隻を引き返させたと言う。船はしばしば小さくて窮屈で、何百人もの人々が危険に満ちて詰め込まれている。
今年の初めに同様の旅を試みた1人のロヒンギャイスラム教徒がBBCに、彼女がいたボートには水や衛生設備などの基本的な設備が不足していると伝えた。食料と水も不足していると彼女は言った。
彼女はまた、乗組員は死体が投げられたときに水しぶきの音を隠すために両方のエンジンを動かして船上の死を隠そうとしたとも言った。
今年の初め、少なくとも28人のロヒンギャ難民が何百人もの人々が詰め込まれた船で死亡した。ボートはマレーシアに到達できなかった後、数週間海上を漂流していた。
2017年の初めにミャンマーで約100万人を数えたロヒンギャは、国内の多くの少数民族の1つであり、世代を超えて迫害に直面している。
ロヒンギャのバングラデシュへの脱出の最新の脱出は、ロヒンギャの反乱グループの武装勢力がミャンマーで30以上の警察のポストに死者がでた攻撃を仕掛けた後、2017年8月に始まった。
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仮訳終わり
BBC記事から
拘束した後どうするのでしょう。バングラデシュに返すのでしょうか？
領海外に押し出すことが一つの方法でしょうが、それができないように『わざと』故障したように装って着岸を許可させることもあるということが、今回の記事にありました。
海上を行く船舶の乗組員の義務として、漂流、故障船は救助するというのがあります。それを悪用した手口ですね。
今後の状況では、そのようなことがあるでしょう。過去には、北朝鮮漁船の漂着というのがありました。現在も続いているのでしょうか。日本メディ屋はまったく報道しません。
尖閣の領海侵犯する中国軍船を記事にしないという「報道しない自由」を行使する日本メディ屋ですので、北朝鮮『漁船』も同様なのかもしれません。
べつのBBC記事の女性が乗ったのもその一隻。本文中に小さく紹介されていました。
ごく最近、記事を載せました。
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