39人のトラック内死亡事件でベトナム人8人逮捕 | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/uk-england-essex-50286696

エセックス・トラック死: ベトナムの警察は、8人を逮捕した

2019年11月4日

 

 エセックスにおいてトラック内で39人が死体で発見されたあと、8人の容疑者がベトナムで拘留された。

 ベトナムの当局者チームが、正式に31人の男と8人の女の身元を特定するのを支援するために英国に到着したときに逮捕が行われた。

 

 容疑者は、人々を密入国させた罪の関係で拘留されている。ベトナム北部中央のンゲ・アン県の警察署長が語った。

 先週、二人がベトナムのハ・ティン県で逮捕された。

 

 当該の犠牲者は10月23日、グレイズの工業地区にある冷蔵トレーラー内で発見された。

 金曜日(11月1日)、エセックス警察は39人が全員ベトナム人であると考えられと語った。

 最初に、警察は彼らが中国人であると考えられると語った。

 

 エセックス警察は、「ベトナムならびに英国内の数家族と直接連絡が付き」またベトナム政府とも連絡が取れていると語った。

 

 ベトナム外務省の報道官は、その事故を「深刻な人道的悲劇」と呼んだ。

 

 被害者について死因を特定するため検死解剖が実施された。

 

 土曜日(11月2日)の夕刻、ロンドン東部にある聖名と聖心聖母教会で犠牲者追悼の集会には100人以上が参加した。

 

 北アイルランド出身のトラック運転手モーリス・ロビンソンは、先週、39人の殺人を含む一連の違反容疑で起訴された。

 引渡し手続きは22才のイーモン・ハリソンに対しても始まった。その男は欧州逮捕状によりダブリンで逮捕された。

 警察はさらに、北アイルランド出身の二人の兄弟、ロナンならびにクリストファー・ヒューズを捜査している。彼らは、殺人と密入国の容疑で捜索されている。

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仮訳おわり

 

 

 少し古い記事です。このベトナムからの密入国に関しては、『産業』として成り立っているようです。

 はじめに、エセックス警察が『中国人』と間違ったのは、犠牲者が中国の偽造旅券を所有していたためのようです。

 すでに、中国から欧州に人を密入国させる業者があるようです。

 

 それについて、面白い記事がありました。「週刊実話」のWEB版です。

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https://wjn.jp/article/detail/3400119/

 

英トラックコンテナ39人遺体事件――中国が深く関わる恐るべき闇

掲載日時 2019年10月30日 06時30分 [社会]

 

 英国東部エセックス州で10月23日、トラックの冷凍用貨物コンテナの中からアジア系の39人の遺体が見つかった。英国家犯罪対策庁は、犯罪組織が関わった可能性を視野に捜査を進めていたが、最大でベトナム人20人が犠牲になっていたことが26日、身元確認により明らかになった。

 

 英国は、より良い生活を目指してベトナムから密入国する主要な国の1つで、犠牲者らは中国の偽造パスポートを所持していた可能性がある。

 

 死体を運んだトラックは、ベルギーのブルージュ港から英東部パーフリート港に輸送される途中だった。陸揚げ時点から異臭が漂っていたため、パトカーの追跡が始まった。当該トラックは2017年にアイルランド企業がブルガリアで登録していたが、ブルガリアへの入国歴はなかった。

 

 EU内の「移動の自由」を逆手にとって各国マフィアが密入国で荒稼ぎする闇のシンジケートをつくり、大々的な人の密輸が行われていることは、すでにギリシアのピレウス港の管理運営権を中国が借金のカタに30億ドルで買収して以来、頻発している。

 

 「2000年6月に、英国の南東部ドーバーで中国人移民58人がトラック内で遺体となっていた事件が発覚したことがあります。犠牲者は全員が福建省の村からやってきた不法移民でした。福建省のある村には、老人と子どもしかいません。働き手は仕事を求めて都会へ出たためです。海に近い廃屋には『密航をやめよう』という大きな看板がありましたね」(中国ウオッチャー)

 

 英国の受け入れ側にチャイニーズマフィアが介在しているはずで、ロンドンばかりか、今や英国のあらゆる場所にチャイナタウンが形成されている。パリには大きなチャイナタウンが3カ所、アムステルダムには「飾り窓の女」つまり赤線地帯を囲んでチャイナタウンが形成されている。イタリアの古都プラドは、すでに5万人の中国人に乗っ取られた。

 

 中国はただちに遺憾の意を表明するでもなく、国内の貧困層の絶望的な現状を反省するわけでもなく、むしろ「英国の取り締まりに不手際があり、責任は英国にある」と反論している。

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引用終わり

 

 

 なるほど、『たがが外れた国家』から、さまざまな犯罪者が世界に撒布されているということですね。しかも、当該の責任当局はしらんふりしている。

 

 まあ、そのような犯罪組織は日本にもあるわけで、ときどき『同士討ち』もしくは日本人同業者と一悶着起こして新聞種になっています。

 

 こういう記事を新聞は掲載しないといけないのではないかと思うのですが、残念ながら、これは週刊誌の記事です。ジャーナリズムと言われるものが、日本の新聞界には既にないということをよく知らせるものです。まあ、その語源は「journal」から来ているので、『本家』が頑張っているということでしょう。

 

 教宣紙、捏造紙となった新聞というメディ屋は既に「死に体」。速報性も社会正義も持たない『記者』達は、それでも「新聞記者は正義」と嘯いています。

 かれらは、政党党員であることを隠して『正義』を振りかざす鬱陶しい人々でしょうが、とりあえず私の関係するところには来ませんのでまあ良しとしましょう。

 

 

 犠牲者の追悼式があった教会を「聖名と聖心聖母教会」と訳しましたが、「Church of the Holy Name and Our Lady of the Sacred Heart」が正式名称。WIKIPEDIAではつぎのとおり。

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 東ロンドンのバウコモンにある。117バウコモンレーン、E3にあるローマカトリック教会。それは、イエスと聖心聖母の聖名に捧げられ、フレデリック・アーサー・ウォルターズによって設計された。 1894年にオープンし、現在、ウェストミンスター大司教区にあるベトナム人牧師の本拠地である。

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仮訳一部

 

 ベトナム人の牧師がいるので、そこで司式を行ったわけですね。すでにベトナム人コロニーがあるということです。100人以上が集まったということですが、これらの人々はみな合法的に入国しているのでしょうね。

 

 このようなことは、当然日本国内にもあるということで、別のWEBでは、不法滞留者8万人弱。中国人、ベトナム人不法滞留者が多いと言われています。その『供給源』は、「研修」のために入国した技能実習生。

 偽造旅券の販売や、格安労働力として工場に売り込む組織もあるようです。

 

 今般のベトナム人39人死亡も、当然、中国人組織が動いていたことでしょうし、その入り口は週刊実話記事のようにギリシアかもしれませんね。

 

 昨日、ギリシア首相と習近平の会談のニュース記事がありましたが、そりゃ『身売り』していたら、変なこと言えないものね。ギリシアの経済危機のニュースが流れなくなったと思ったのですが、こんな事実があったのですね。それは味を占めてスリランカやモルジブで同じことをするわ。

 こういうものの裏側にあるものを垣間見ました。