カタルーニャ危機 35万人が街を埋め尽くす | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/world-europe-50194846

カタルーニャ危機: 分離主義者の抗議はバルセロナで35万人参加させた

2019年10月26日

 

 スペインのカタルーニャ地方の分離主義者指導者を投獄したことに対して、約35万人がバルセロナで抗議行動を行った。警察は語った。

 

 平和な行進も、カタルーニャ独立運動を支持することを明らかにするために組織された。

 

 土曜日(10月26日)の夕方、直接活動グループによる別行動のデモは、抗議者が警察本部を標的にしたので激しくなった。

 

 スペイン労働組合主義者は、日曜日(10月27日)、その都市で自分達の大規模な集会を開く予定である。

 

 9人の分離主義者指導者は10月14日投獄された。スペイン最高裁判所により扇動の有罪判決により9年から13年の刑期を言い渡された。

 

 そのあとの日々は、現代独立運動の歴史における最悪の暴力行為に遭遇した。独立運動自身は平和的な戦術を誇ったものであった。

 

 

何が、土曜日に起こったか?

 草の根の独立グループは独立支持者に通りを埋めるよう訴えたが、彼らは平和的な抗議を約束すると語った。ロイター通信は報告する。

 

 抗議者の海は、その都市のウォーターフロントから名所であるサグラダ・ファミリア教会に達した。

 

「今は、座り語る時だ。」1人の抗議者はロイターに話した。「私は、国が解決策を探る時だと思う。なぜなら、これは終わりがないと思われる。また、我々はいつも同じ地点にいる。我々はここに来た。なぜなら、我々はこの国に苦しめられ、大変な抑圧にもう飽き飽きしているのだ。」

 

「我々は常に非暴力を守った。」別の人が語った。「バルセロナで起こっていることは我々の反映ではない。我々分離主義者は非暴力だ。我々は我々の国を求めている。我々は自由が欲しいのだ。」

 

 その日は、自ら決するための運動を支持するためカタルーニャ中から市長を集めて始まった。

 

 その地域の947自治体のうち814の市長が地域の政府本部に集まり、カタルーニャ首相クィム・トルラと会合した。

 

 市長達は「独立」と唱え、トルラは語った。カタルーニャは「抑圧」に反対し、「スペイン政府に対話をさせる」べく団結しなければならない。

 

 土曜日の終わりに、直接行動を好む独立派グループはその街の警察本部の外での抗議を組織した。デモ参加者はボール、瓶や石を機動隊に投げつけた。

 

 機動隊はその後、楯と警棒で武装し、機動隊車両に守られて、民衆を散会させるために行動した。

 

 その衝突時には発射体が使用され、少なくとも6人の人々が負傷して入院した。ロイター通信社による。

 

 日曜日、スペインの2つの主流中道右派政党である国民党とシウダダノス党からの政治家が、労働組合支持者集会に参加することが予想される。それはスペイン総選挙の2週間前に行われる。

 

 一方、極右ヴォックス党の支持者は、土曜日、スペインの首都マドリードで、分離主義者のより堅い線の要求を聞くべく集会を行った。

 

 党首サンチアゴ・アバスカルはスペインの主政党を攻撃した。それは与党社会党を含み、群衆に語りかけた。「犯罪的な分離主義に直面している。ここはヴォックス党しかない」

 

 

今月初め、衝突はどれくらい酷かったか?

 暴徒は舗装の石や火炎瓶を投げ、警察はゴム弾を発射し警棒を使用した。

 

 バルセロナやその他の都市の街路で火をつけたことにより、自動車やその他のものが損害を受けた。

 

 10月14日から20日の間に、226人の警察官を含む593人が、抗議行動の結果負傷して手当を受けた。地元消防局による。

 

 スペイン当局はのちに負傷した警察官の数を289人と訂正した。

 

 

なぜカタルーニャに危機があるのか?

 継承したスペイン政府はカタルーニャの分離主義者に独立の住民投票を認めなかった。それは再び2008年世界経済危機のあと、当面の課題になった。

 

 2014年11月に認められない一般投票の結果により、分離主義者は2017年10月に違法な住民投票を行った。スペインはそれを力ずくで妨害しようとした。結局、分離主義者の指導者を投獄した。

 

 分離主義者が一般大衆の支持の大半を常に引きつける一方、彼らは地域議会での議員数は貧弱である。最近の調査では、カターニャ住民のおよそ48%から44%が独立に反対していることを示唆する。

 

 カタルーニャは自らの言語を持ち、独自の伝統をもつ。また人口はほぼスイスの人口程度(750万人)である。そこはスペインの最も裕福な地域の一つであり、国の人口の16%、スペインGDPの19%を占めている。

 

 EUはその危機をスペインの国内問題と捉え、支援を求める分離主義者の訴えに耳を貸さない。しかし、その問題はスペインの民主主義の証明を損なっているとの警告がある。

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仮訳終わり

 

 

 

 かなり大規模な集会が行われました。どこかの国のメディ屋が行う、偽りの参加数報告ではないでしょう。

 

 カタルーニャの問題は、スペイン王室の失言で非難がありました。

 

 民主的でない方法で抑圧を繰り返すスペイン政府とカタルーニャ市民、ならびにまったく無視しているEU。どこに国にも少数派の独立問題があり、EU諸国としてもスペインの問題は人ごとではないということでしょうね。

 

 例えば、もとは琉球国だからわれわれは独立すると言い出すと、中国が喜ぶでしょうね。