FUNKIE ALIEN 「LOVE NATION」 | KillerKiller Records 覚え書き

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この週末、日本語ラップセールでうれしい悲鳴を上げてました。
枚数は少ないのに過去最高出費の少数精鋭。
激レア盤をサクサク取れてしまったので少し安めの盤は買う余裕がなかったんですが、
このレコードだけは手放しませんでした。

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FUNKIE ALIEN 「LOVE NATION」 12"

92年、FILEから出したCDシングルのプロモホワイト盤。
アナログは正規で出てないのでこのホワイトのみ。

このグループ自体この一枚しか出してないのであまり馴染みのある名前では無いかと。
88年に結成されたフィメールラップグループで、当初5人でしたがこのリリース時点では3人になってます。
収録曲は2曲、プロデュースは東京スカパラダイスオーケストラの青木達之。
1曲目「LOVE NATION (under a groove)」はファンクサンプリングの早めのトラックに英語のラップ。
当時風潮的にもまだ英語でラップしてる人も多かったと思いますが、
The Best Of Japanese HIPHOP Vol.1あたりに如実な男性の英語ラッパーに比べて
女性の英語のラップには独特の魅力を感じます。
なんというか、絶妙なこれじゃない感というか、、、
コンピYellow Rap Culture~収録のHoney Bombにも言える、フィメールカタコトラップの妙な魅力w
2曲目「WE ARE FUNKIE ALIEN」日本語ラップ的にはこちらがメイン。
英語も交えつつのラップですが、英語を流暢に歌おうとしてる分日本語が下手に聞こえるというミラクルが発生。
We Are Funkie Alienと言うフック的なラインだけ妙に棒読みになる等、愛せるポイントが多すぎます。
ファンキーながらコミカルなトラックや途中挟まる謎チャイニーズ風男性セリフなど、オモロラップ的なノリで作られたのかな?
なんにせよ愛すべきオールドスクールです♪
CDでは「DUB NATION」というのも入ってるようですがこちらでは2曲ともインストを収録。

さて、こんな愛すべきFUNKIE ALIEN、実はこんな名盤にも関係が。

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シャカゾンビ、四街道ネイチャー、キミドリの石黒がtrf名義で参加した日本語ラップ裏クラシック、
Elegant Girl's Thinking / Cool Spoonのヴォーカルを担当してるのがFunkie AlienのNOBURU(のぶる)。
trfが参加してるRemixでは冒頭のみですが他のMIXではなんとも気持ちのいい歌声が聞けます。
こちらが95年、2年でかなり良くなってます。

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さらには97年、立花ハジメとローパワーズにはコーラスとしてノブル名義で参加してます。
このLPのステッカーに「ファンキーエイリアンのノブル」と書かれてて、上記のぶると繋がって、
のぶる=ファンキーエイリアンと直結、から数年間探してやっと今回紹介の盤を入手に至りました!
長かった、、、
他にもスカパラの曲に参加してたり、スチャダラのPVに映ってたりするらしいですよ。
LBネイションの近くの人だったんですかね?