第362話


こんにちは
菊水千鳳です


ㅤ少し間が開いてしまいましたが
大将軍八神社2(第355話) の続きになります。
(大将軍八神社1はこちらからご参照できます。)



△▽△▽△▽△


方徳殿 (拝観は要予約)で、
大将軍さんや、今でも大将軍八神に御仕えしている御神像たちの話しを聴き、身が引き締まる想いを胸に、境内散策に向かいました。


ㅤ拝殿の裏手に《大杉神社》がありました。
大将軍八神社が建立される以前に、既にこの土地に祀られていた
地主神だそうです。

柏手を打ち鳴らし、目を閉じてみたら



大杉さん

【 目を開けてみよ

目を閉じていたら視えまい 】


『えっ?何?』と思い、目を開けて霊視すると、祠の中に杉の木が視えました。
とても古い神様だと感じました。
調べてないので存じかねますが、
杉の木が御神体なのでしょうか。

ドーン!と祠の奥から、
力溢れるエネルギーが飛び出してきました。

頼もしい男性的な氣で
茶色いお召し物を着た
山の神様のような雰囲気です。
右手に杉の木の杖を持っていました。

ネジ曲がったもの (出来事) を
真っ直ぐにしたり、運気全般を矯正してくださるエネルギーを感じました。


ㅤこの日記の下書きをしている今、この大杉神社の神様とは
どこかでお会いしている気がしていたので、考えていて、
たまたま部屋の引き出しを開けたら、東京大神宮の英語(何故に英語(笑)) のパンフレットが一番上にありました。

『大神』と書いてある文字が目に飛び込んできて
『はっ!』と気づきました。


奈良県の
大神神社(おおみわじんじゃ)の
御祭神の大物主さんと、
大杉神社の御祭神が酷似している!
と思い、調べてみたら
やはり、そうでした💡

大杉神社の御祭神は、
大物主さんと出てきました!


このあと、部屋で洗い物をしていたら、猿田彦大神さん(サルターと呼ばせていただいています)が現れ、にこやかに去っていきました。

サルターは導きの神様です。

サルターがパンフレットに気付かせてくれて、御祭神が大物主さんだと知らせてくれたようでした。
(サルター!サンキュー!)


大物主さんのご利益は
多岐にわたると思います。


話を戻します。

ㅤ続いて、隣の《一願成就の神》と書かれた
《豆吉(まめよし)明神》 の前に立ちました。

おや?こちらはあまり神様の気配がしません。
微かに何かの感じはしますが
メッセージは受信できずでした。

ほわわーん、としたエネルギーでしょうか。
うっすら感じた程度でした。

じっくり霊視したり、お呼び出ししたら表に出てこられたかもしれません。


ㅤ続いて、社務所の近くの
右に《歳徳神》、左に《大金神》が祀られている社の前に立ちました。

霊視してみると、歳徳神の前では、何故か真っ黒で何も視えませんでした。
歳徳神は福徳をもたらす神様のはずですが… 黒は何かを暗示しているようでした

一方、大金神は
長い髪の神様で、胸に白っぽい三つ巴に似た黒の丸いマークが視えてきました。 
多分こんな感じ↓

(これは三つ巴ですが、これとは少し違います)



大金神

【 いくら (お金が)欲しいんだㅤ
ㅤ紙に書け】


これを聞いて、思わず微笑んでしまいました。

両柱の神は、性質が正反対な感じがしました。
光と闇、陰と陽の関係のような氣がしました。

この黒い3つのマークは、
おそらくこの2柱の神様と参拝を合わせて、3つを指しているのかもしれません。


あとで調べてみましたら
吉方の神である歳徳神と、
凶方の神である大金神=鬼門の神の両柱とも方位神で、その年の福徳を司る吉神が歳徳神、大金神は災いをもたらす神と恐れられ、大将軍八神社の境内ではそれを鎮めるために祀られているということ。 

 
対立・正反対の存在……

これの意味するところは恐らくこうです。


ㅤ歳徳神の方だけ参拝するのではなく、大金神をも参拝し、災いを鎮めることで福徳のご利益を得る、ってことではないでしょうか。

また、もしかしたら逆の順番で先に大金神を参拝しても真っ黒で何も視えず、そのあと歳徳神を拝んだとき、同じような福徳のお言葉をいただけたかもしれません。
災いの神を鎮め、福徳を得る。というところでしょうか。


この他の摂社、末社の五社、三社にも軽くご挨拶しました。


その中で厳島神社の御祭神である
イチキシマヒメさんが一言、

【 明日の未来に向かって
ㅤ頑張りましょう ٩(ˊᗜˋ*)و 】

と、右腕を高く上げて、
可愛らしく、元気に仰っていました。おー!


ㅤ最後に、鳥居の近くに
古そうな御神木があったので、
先ほど、大杉神社で杉の木のビジョンが視えたせいもあり、みんなで御神木にもしっかり意識して手を合わせてみました。( 2礼2拍手1礼)

すると
C君に対し、


御神木

【 こんな老いぼれに手を合わせてくれてㅤありがとう 】


C君
『 長生きしてくださいね 』



御神木

【 おーㅤまだまだ長生きするからなー】



俺に対し、
御神木

【 木だというのに 拝んでくれるのか 】
 

更に続けて
御神木

【 ワシのようなものに
手を合わせてくれるとは

年老いて惨めな姿であるが
ここまで長生きしてきたぞ
 
普段はこんなに丁寧に手を合わせてくれる者は少ないぞ 】

と喜ばれていました。


というわけで、まだまだ頑張る
御神木に頭を下げ、大将軍八神社をあとにしました。


⛩ こちらの神社を金運アップの目的で参拝される方が多いと思いますが、ここは金運アップがメインではありません。

あくまでも方位・厄除けの神様です。
その上での、金運なり良縁運なり
健康運なり、出世運などがアップしていくと思われます。

今回は御守りなどには触れませんでしたが、良い御守りや御朱印帳などがあるかと思います。

紺色の御守りの色が、拝殿前に現れた大将軍さんの服の色とそっくりでした。


次回は大将軍八神社番外編です。