第353話
こんにちは
菊水千鳳です
⛩ 白峯神宮の次に向かった先は、北野天満宮から程近い場所にある
《大将軍八(だいしょうぐんはち)神社》でした。
車で向かう途中、道を間違えちゃいまして(笑)
そしたら正面の山の頂きに、
大将軍の《大》の文字が!
思わず『おー大将軍だ!』などと
はしゃいでしまいました(笑)
ㅤ神社の鳥居に面した通りには
沢山の妖怪のオブジェがありました(笑)
一条商店街は《妖怪ストリート》と呼ばれているそうです。
俺たちは、
右を見て ワー!(笑)
左を見て キャー!(笑)
妖怪ウォッチャー状態でした。
由来は、平安時代の一条通りに「百鬼夜行」という、夜の通りを妖怪が行列をして行進するという、トンデモ怪異伝説があったからだそうです。
神社に到着しました。
今回は俺たちの中で、特にC君が
大将軍八神社に呼ばれているようでしたので、何が起こるか楽しみでもありました。
明治の神仏分離令のおり、神社の御祭神が《大将軍》に代わって
《スサノヲノミコト(須佐之男命、素戔嗚尊)》と、その8柱の御子に改められた、ということなのですが……
果たして、今の御祭神はどなたなのか?
興味津々で拝殿の前に立ちました。
+*:゜+。.☆
ㅤところで、皆さんは
柏手をしっかりと打っていますでしょうか?
柏手の音は、音霊(おとだま)となり、神域にこだまします。
分かりやすく例えると、
目の前に洞窟の入り口があって、
洞窟の中に神様が住んでいるとします。
しかし、自分たちは入口より中へは入れない。
そんなときに柏手をしっかりと打ち鳴らし、自分たちがここにいることをアピールするって感じでしょうか。
洞窟内にこだまするように
しっかりと柏手を打つと、神様が入口まで出て来てくれる、
とまあ、こんなイメージだと分かりやすいでしょうか?
俺の場合、柏手を打つとあっという間に神様が視えてくることが非常に多いです。
音霊(おとだま)で次元が切り替わる感じです。
しっかり打つと繋がりやすいってこと、覚えておくとよいでしょう👏
.+*:゜+。.☆
話を戻します。
柏手を打ち鳴らしました。
神様が直ぐに現れました。
初めて目にする出で立ちでした。
現れたのはスサノヲさんではなく、大将軍さまでした!
(いつものスサノヲさんの気配ゼロだし…)
大将軍さまは、
頭に台形を逆さまにしたような、中国?(アジア系)の帽子のようなものを被っていました。その台形の下辺りからは、左右にまっすぐ水平に棒のようなものが突きだしているのが視えました。
(こんな感じ↓)
鼻の下には髭を生やし、
服は濃い紺色 または黒かな、
漆黒の宇宙の色とでも言いましょうか。
道教に出てくるような
出で立ちでした。
黒い塊のようなエネルギー…
この方は一体…
初対面の俺の前で、大将軍さまは
右膝を立て、左膝は地面につけて
後ろに引き、両手を脇の地面について、頭を下げて現れたのです。
(分かりやすく言えば、
クラウチングスタートのような体勢、というか
王様にお辞儀をする時のような格好と言った方が分かりやすいでしょうか。)
何という改まり方なのでしょう。
『敬意』という意識が伝わってきました。
大将軍は《闇》の力を凄く感じました。
光の行き届かぬ、神仏の住まう
闇世界の出身であるのは
明確でした。
(神仏が住まう世界にも
光の世界と 闇の世界があります)
大将軍さまが口火を切りました。
大将軍さま
【 よくぞ(ここを)選んで来てくださった
予期せぬ代物があるから
心して参れ
お主らに必要なものだ 】
更に続けて、
大将軍さま
【 天のめぐみㅤ地のめぐみを
ご覧ましませ
希望ㅤ光あれ
光ㅤすなわち
闇を照らすもの
(我は)闇をくじくもの
障りをなくす力なり
かつて病に降りかかり
疫病が恐れ蔓延(まんえん)した時があった
それをくじく力が
方位除けの力である
我らは 全力でそれを防いだ
いまだにㅤや、のちのちまで
この持つ力を
おあし続けるだろう
降りかかる厄を断ち切る力
これが我らの力だ
見てお楽しみあれ 】
ㅤ大将軍ご自身が、
闇の力で闇をくじいて
光へと誘(いざな)う宇宙パワー、
星の運行から引き継がれるエネルギーや 陰陽道的な気質を感じました。
残念ながらスサノヲさんの気配は
微塵も感じず、堂々と、大将軍さまが御祭神として この社にしっかりと根付いているご様子でした。
あとで、C君が拝殿前で視えたものと比較して答え合わせをしてみました。
俺
『黒っぽい服装だったよ。月のない夜空の色なのかもな。
上下同じ色で正装してた。
出で立ちが まさに道教に出てくる神様みたいだった。貫禄十分。
C君はどう視えた?』
C君
『僕は姿までは分からなかったけど
、でも確かに目の前にいらして、オーラが真っ黒だったよ
強そうな方だと直ぐに分かった』
俺
『そうそう オーラで表せば
まさに 黒だよ』
大将軍さまはその名の通り
戦いの神、方位からくる
厄除けの神。
闇の力で闇を弾いて消し去り、
光へといざなう神様でした。
日本の神様とは異なりました。
あとで調べてみましたら、 平安京を建設する際、王城鎮護のため都の方除け乾(戌亥・北西)の天門守護として造営されたそうです。
当初は大将軍堂と呼ばれていたのが、江戸期に入り大将軍社と改称、明治期に現名称へと変更されたとのこと。
大将軍は 陰陽道の方位神であり、特に建築や転居、旅行などにおいて方角の吉凶を司る神であるため、長きにわたり民間の崇敬を集めたと。
ㅤでは、何故 大将軍さまは
膝を付いて改まって現れたのか……
俺の中(背後)にも、守護神存在の1柱(仏)として剣を持った《闇の神=不動明王他》がついています。
だから、大将軍さまは俺に向かって同じ闇同士として、膝を付くなどして改まっていたのでしょう。
長くなるので、次回に続きます。
(次は大将軍八神社の方徳殿で
大将軍さまの御神像に直接御対面して、話しを聴いてきました。)
*日記に書いてあることは、全て事実(ノンフィクション)です。
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