第355話


こんにちは
菊水千鳳です


 前回の日記大将軍八神社1の続きです。


 拝殿前で目の前に、
実際に現れてくださった
御祭神《大将軍》さまの御姿や、
独特の並外れたパワーの余韻に浸りながら、
次に向かった先は 同じ境内にある《方徳殿》でした。
こちらは、平日は前もって予約をすると拝観させてもらえるということで、事前に連絡をし、拝観料500円を納めました。

早速、社務所の方に声を掛けました。
境内に参拝者は数名いらしていましたが、社務所には参拝者は誰もいなくて、待たずに スムーズに
《方徳殿》へ案内していただくことができました。
(帰る時は社務所に10名くらい参拝者がいらして、社務所の方に拝観の御礼を伝えるのが精一杯でした。)



ㅤ方徳殿の入り口で 靴を脱いで
1階のフロアへ…。

重要文化財に指定されている
御神像たちが安置されている広間に入りました。

武将の出で立ちをした御神像が
約80体?ほど、ズラリと並んでいました。


入った瞬間
いきなり御神像一同から
鋭い視線を浴び、
大迫力なエネルギーが
大挙として押し寄せてきました。


いかつい表情を浮かべ、
睨みをきかせる御神像たち…。


館内は御神像を間近に拝することはできますが、防犯カメラが設置されており、触ることはもちろん、写真撮影も許されません。

そんな監視下の中、至近距離で何の仕切りもなく拝観することができました。


先ほど 拝殿前でお会いした時の
大将軍さまは、当時の正装のようなお召し物を着て現れて下さいましたが、ここでは もろ戦闘服のような甲冑を身にまとって現れました

大将軍さまの御神像に
大将軍さまご本人の魂が
しっかりと入っていました。

大将軍さまだけではありません。
こちらの御神像たちの
ほぼ全てに魂が宿っていました。



大将軍さま
(少しだけニヤリとして)

【 皆 優しい顔しておるだろ?
(→冗談で)



御神像たちがラリと安置されているのを、遠目で全体を眺めていたら



大将軍さま

【 もし国宝とならば
御傍(みそば)で見れなくなる】

つまり、重要文化財だけでなく、国宝にでも指定されたなら、こんなに間近にいつでも見れることはなくなるだろう、ってことのようです。


更に、
大将軍さま

【 皆ㅤ違う顔をしている
中にはがっかりする姿であるだろう
(腕が無かったり)

蘇らせてほしい

陽気な顔は一体もおらん

皆ㅤ歯をくいしばるように
睨みつけている

片方しか手の無いものもおる】

と、大将軍さまは、これら部下たちの様子を気遣っているようでした。



大将軍さま

【(広間の) 中央に立ちなさい
そして 見渡せ

これで全方位を収める

全方位 災いを防ぐ力だ】


よく見ると、全ての御神像の向きが、広場の中央に向けられていました。



ㅤㅤ中央に立ちました。




まるで、宇宙の護りの中心点にいるようで、絶対的安心感を得ていました。

なんと言いますか…ㅤ

仏教でいうところの曼陀羅の中に
スッポリ収まるかのような感覚でした。


ㅤこうして、エネルギーに浸っている最中、C君だけ 別行動で霊視をしていました。
大将軍八神社に強く呼ばれていたのはC君でしたから、何かメッセージを受けていたのでしょう。

俺はC君を広間の中央に呼び寄せました。
全員が中央に集まった時、C君に
メッセージが長々と降りてきました。

俺は霊視を一旦ストップし、
C君の口から出るメッセージを
この場で聞いてみることにしました。


C君の口を通じて、
大将軍さまの部下

【 本来であればㅤ
秘仏であるようなものであるぞ 】


C君が質問
『 大将軍さまの前に並んでいる七体のうち、一体だけが、なぜ他のと違う(作りが荒い)感じなんですか? 』



大将軍さま、部下

【 盗作の穴埋めで作られた

他にも出来が悪いのは
穴埋めである


我々が戦って出来た傷というのは
身に表れる

戦って顔に傷を受ければ
像に傷が入り

手足を傷つけられたら
像の手足に傷が入り

綺麗に残っておらぬのは
心惜しくもあるが
我ら進んで大将軍八神に仕えている身である

我ら好んで戦をする身であるから
体の傷ですらして
誇りに思っている節もある

修繕されるに越したことはないが
そう簡単に担い手が見つかるはずもなしㅤ期待はしておらん 】



大将軍さま 

【 ここの像にも残らぬような配下が沢山いたがㅤそいつらも散っていった

体が1部でも残っていることに
彼らも嬉しく
誇りに思っているだろう

これからは彼らも
大切に扱われるであろうから
これ以上は傷つくまいて】



部下

【 七神は傷はつかない

ㅤ戦に出ないから 】



大将軍さま

【 お主(C君)も近くに感じているのであろう

我は大陸の神である

中国とかアジア大陸方面から
来た神である 】



部下

【C君も中国(アジア)仏系ですね
近しいであろう 】


とまあ、こんなメッセージを
C君は受けとりました。
C君を呼んでいたのは、大将軍を始めとする、こちらの御神像たちだったようです。


ㅤ特定の神社仏閣に呼ばれる理由は様々でしょうが、前世からのご縁やゆかりの神社仏閣であったり、
その当時 住んでいた国や場所、信仰していた神々であったり、
ご先祖に関係することであったりします。

特に強く呼ばれたりするのは、その時に必要なメッセージやエネルギーを得るためだったりと様々です。

現世絡みの相性も出てきたりします。 
C君は戦国武将とか、お城だとか好きです。 



大将軍さま、部下たち

【(自分と)似たような顔がおるか
たまに違うやつら(西洋人似)もいるから
周りのものも見ていってやってくれな】


【 手を切られるのはㅤ武器を持てぬように悪霊に切られたり
政治的に利用されたりする 】


【 元気で帰れよ 】

【 皆ㅤ大切な仲間じゃ】


こうして広間を後にしました。
(この後、2階の展示物を見てから外に出ました。)



ㅤ帰り際、出口まで これまたズラリと御神像たちが並んで見送って下さいました。

その姿を視て、名残惜しく感じましたが、ここをあとにしました。


外に出て、大将軍さまの石像↓を記念撮影しようとしたら、

俺たちは全く気づかなかったのに、



大将軍さま

【(像に付着した汚れについて) 
ヨダレじゃないからな
拭いても取れない
安心せい】

と言いました。

『ん?ヨダレ?』と思い、よく見てみると↓

あはは、これか(笑)
拭いても取れないって仰ったのは、もしかしたら冗談なのかも分かりません。


俺はひとたび神社仏閣に赴けば、
必要に応じてそこの神仏とのパイプが出来ます。
従いまして、地元に戻ってからでも、そこの神仏がメッセージを届けるために、わざわざ東京にまでやって来てくださることも、しばしばあります。

部屋であったり、仕事現場であったりなど。
中には用事はなくても、遊びに来る神仏もおられますが、遊びに来られるのは、仏様より神々が大多数かな。
仏様はより真面目な感じがします。


ㅤ今回、御神像もおっしゃっていましたが、

目に視えない非物質の世界で起こった出来事は、物質世界に投影されます。

ㅤたとえば、体の氣の流れが悪い場所からは、病気やケガが発生しやすいとか、
風水や方位からみて、氣の流れが悪い場合、目に見える肉体や環境に影響を及ぼしたりしてきます。 

従って、非物質界での戦いで
部下たちが傷を負うと、
物質界の御神像にも、やがて同じ箇所が傷ついたりする、てことはあります。
 

*゜+:;+.:;。+゜* ☆ *゜+.。:;+.:;。


ㅤ魂が宿る寄り所、
寄り代としての御神像たち…


どんな戦いをなしてきたかは、
まだ存じかねますが、こうして
今ある約80体の御神像には、
無事に魂が宿っていることが確認できました。


実際に目の当たりにしたら、
生きている人が目の前にいるかのような、躍動感が伝わってくるはずです。


ㅤ2階にも珍しい、貴重な宝物が沢山ありましたが、大将軍さまがメインなのでメッセージはメモらず🙇。

地球儀のような形をした天体の位置がわかる天球儀など、星座に関する資料などが展示されていました。
やはり、陰陽道に属する品が多かったです。


長くなるので、次回に続きます。