第278話~穴八幡宮参拝 その3


こんにちは
菊水千鳳です
 

前回の日記(その2)の続きです。


ㅤ次に 拝殿に向かう途中の
参道脇でお目にかかった 
《ふくよかな腹太おじさん》の像の前に立ちました。


果たして…これはどなたなのか?

ただの像なのか?

それとも神様が入っているのか…


ㅤ去年 来た時には夕暮れ近かったし、閉門前だったこともあり、この像には気づきませんでした。



ㅤ霊視を始めました。

その間、参拝者の方々はこぞって
この像をナデナデして、触ったり拝んだりしていきました。

有名なのでしょうか?
はたまた姿形からしてご利益がありそうだからそうされていくのか…
かなりの人気のようです。


ㅤ俺も腹太おじさんに触れてみました。

すると、像が話し始めました。


腹太おじさん
【上層部を撫ぜられ過ぎてな

足の指も触って欲しいんよ】

というので、足の指とかも触ったりしてみたら、


腹太おじさん
【かゆいよ かゆいかゆい(笑)】 


ふざけて痒い痒いっていうとは(笑)、いきなり漫才師のようなキャラを出してきました。


ㅤ確かに体の上半身がメインに触られているようで、像の色がその部分だけ変色していました。


ㅤ他の参拝者が来られました。

せっかくなので世間話がてら 
この場にいらした参拝者の方々に
この像からのメッセージを伝えてみました。


参拝者
【あらそうなの?
そしたら私も触らせてもらうわ】と皆でメッセージを分かち合いました。


ㅤ毎年参拝に来られているご婦人もこの像の存在は知らなくて、
尚もどなたか謎の腹太おじさん...


ㅤ耳たぶフェチのSさんが
大きな耳たぶに注目して触っていたら、
 
腹太おじさん 
【耳に秘める力を知っておるか?】


俺の頭に浮かんできたのは
「福耳」

腹太おじさん 
【福耳 それだそれだ

耳元で囁(ささや)いたな】


ㅤ俺は福耳か?と腹太おじさんの耳元で耳たぶを触りながら言ったのを、ふざけて【耳元で囁いたな】って言ったわけです。 

よく見ると、耳たぶが…あらあら長い長い(笑)


ご自慢の耳たぶのようでした。 

腹太おじさん
【この際だからな
しっかり書け 書け

頼もしいぞ 頼もしいぞ】 


更に、
 【(ワシの体型は)角がなくて丸いだろ

この意味わかるか?


振る舞いだよ

ふ る ま い

大盤振る舞い】

よっ!太っ腹!(笑)

ㅤそして、 腹太おじさんは右の手のひらを上に向けて
親指と人差し指で丸を作り

【これだよㅤこれ】

お金💰のことのようです。


【気持ちをおおらかにな

愉快だㅤ愉快だ

ワシのこと
気になるだろ?】
 

とにかく笑わせてくれる
愉快なおじさんでした。

太っ腹な神様といった印象でした。

【ワシのことが気になるだろ?】というだけで名前を明かさず
このあと行く七福神巡りで正体が明らかに(笑)


 
ㅤ境内を出ようと歩いていたら、
石でできた小ぶりな鳥居の向こうに、大きな石碑が目に留まりました。

ㅤ何気なく見に行くことに…


 
石碑のある敷地に、鳥居を潜って入ると、とても空気が澄んでいました。

石碑には《神武天皇遥拝所》と刻まれていました。

ㅤSさんいわく、遥拜所とは
遠く離れていながら、この方角に向かって参拝したり、その場所に参詣できない場合にお参りできる場所なんだよと教えてくれました。


ㅤここから神武天皇さまに向かって参拝する場所ということです。


正直【まあ、多分?どなたも現れたりはしないかもな?】等とあらぬことを思いながら霊視を開始してみました。


柏手を打ちました。


ㅤすると、どなたか 現れました。

驚きました!
神武天皇さまご本人ではありませんか!


神武天皇さま
【ぉぉおお…ㅤ(なんと!)
ワタシが見えておるのかㅤ

それはそれは

かわりまえはしたか】


よーく見てみろってことのようです。

首元から白が見え、その上にブルー、さらにまたその上に 
古い赤茶色の衣装を重ねていましたが、普段と違うのが、その上に黒い羽織みたいのも着ていました。

あぐらをかいて、膝に手を置いています。


【よう そこまで見えた
立派だ

ソナタは誰を愛してるのか(?!)
(→愛する?って、いきなり何をおっしゃる?と思いきや、聞き間違いでした)

正解は→
ソナタは誰と相対(あいたい)しているのか (=面と向かっているのか)
でした(笑) びっくりした(笑)


ワタシはㅤこういう者(=初代天皇)だ

よく見抜くことができた

畏(おそ)ろしい ことだ


前にも来た人はいたが
その存在形態まで見抜くことは出来なかった

(その者はわたしを)立ち上る煙の如く見えただけだ】


ㅤ俺はここで神武天皇さまに
握手を求めたら、快諾していただけました。

握手しました。
温かな大きな手でした。


波動は細かくて、神様の領域のエネルギーでした。


神武天皇さま
【天(アマテラスさま)も
見られておる】


俺はSさんにも、前に出てきて同じく握手するように促しましたが、余りに畏れ(おそれ)多い方だという理由で遠慮していました。


これに対し、
神武天皇さま
【畏れは慎むべきものではあるが
この際、頂戴致すがよい

我よ、我よと先に進む者もいるだろうが
畏れ敬う者が敬意を意味する

ソナタとのご身分の違いからくるのであろうが
決してそのような立派な姿勢を崩さないのが
大切である】

有り難いお申し出なので
Sさんも手を差しのべ、握手してもらいました。

外の寒さとは裏腹に、手だけが温かい穏やかなぬくもりを感じたそうです。


ㅤ握手を終えると、

神武天皇さま
【御苦労であった
あはははは】

と、上機嫌でクルッと後ろに振り返り、ㅤすー· · ·っ 消えていきました。
(消えていくとき、凛々しくてカッコ良かった)


ㅤ約2650年前の初代天皇 神武天皇さまと身近に接することができて、その余韻が参拝を終えた今もまだ残っています。


皆様もぜひ、穴八幡宮に寄った際は、腹太おじさん(笑)と、
この遥拜所に立ち寄ることをお勧めします。


次回(その4(番外編))に続く

なお、穴八幡宮参拝日記 
その1 その2はこちらからもご覧いただけます。


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