朝からズワイガニの味噌汁。そのあと、竹の子掘り。歌有り。
毎朝、日の出を拝んでから、
朝食の支度をしています。
今朝の味噌汁は、
ズワイガニ。
身が少ないのでしょう。破格の税込735円。これなら庶民にも手が出ます。
ばらして良く洗い、
食べやすいように、殻に包丁を入れ、
火にかけます。
具は、豆腐とネギのみ。
味噌を入れて、
食卓に供します。
両親にとって、生まれて初めての蟹の味噌汁。
身は少ないけど、ちゃんと蟹の味がしました。
母も丁寧に、身をほじくっていました。
「おつゆが美味しいなあ」と喜んで飲んでいました。
母が完食するととても嬉しいです。
朝食が終わって、
千歳の山に竹の子を掘りに行きました。
まずは、
錆びていた藁切りを、
ピカピカに研ぎました。
そして、
カマド2カ所に湯を沸かしてから、山に出かけました。
竹の子は、掘ったそばからアクが回るので、
すぐに過熱して、そのアクが回るのを止めねばなりません。
「竹の子は、湯を沸かしてから掘りに出かけろ」
という格言があるのです。
ありました。
良く研いだ剣先スコップで、
ズバッと根元に刺し込みます。
グッとこねて、
掘り上げます。
なかなかいい形です。
この山の竹の子は、大きくても柔らかいです。
下の方の硬いところは、メンマにします。
1回分湯がくには十分の竹の子が掘れました。
家に帰って、
さばきます。
まずは、先ほどの藁切りで、頭を落とし、
根元の硬いところを落とします。
次に半分に割り、
皮をむきます。
これを、
柔らかい上半分と、
硬い下半分に分けます。
こんな具合です。
一輪車いっぱいの皮が出ました。
この皮は、
柿の根元に捨てます。
皮の栄養が、美味しい柿を育てます。
素晴らしい循環です。
さて、さばいた竹の子を水で良く洗い、
二つの大鍋に入れます。
アクを抜くために、椿の葉っぱを入れます。
掘りたてをすぐにゆがくので、米糠は要りません。
たぎったら、2~3分湯がいて、アク止め完了。
煮過ぎると、旨味もお湯に逃げるし、
シャキシャキした歯ごたえも無くなります。
余熱で、柔らかくなりすぎないように、
すぐに冷水にさらします。
ホースの水が、底から循環するように、紐で固定します。
冷めたら、ポリ袋に入れて保存します。
冷蔵庫で、1週間はもちます。
朝、日の出に向かって歌いました。
人生の贈り物~他に望むものはない~
作詞:楊姫銀・さだまさし
季節の花がこれほど 美しいことに
歳を取るまで少しも 気づかなかった
美しく老いてゆくことがどれ程に
難しいかということさえ気づかなかった
もしももう一度だけ若さを
くれると言われても
おそらく私は そっと 断るだろう
若き日のときめきや迷いをもう一度
繰り返すなんてそれはもう
望むものではない
それが人生の 秘密
それが人生の 贈り物
季節の花や人の生命の短さに
歳を取るまで少しも 気づかなかった
人は憎み 諍いそして 傷つけて
いつか許し 愛し合う日が来るのだろう
そして言葉も要らない友に
なってゆくのだろう
迷った分だけ 深く 慈しみ
並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる 友が居れば 他に望むものはない
それが人生の秘密
それが人生の贈り物
季節の花がこれほど 美しいことに
歳を取るまで少しも 気づかなかった
私の人生の花が 散ってしまう頃
やっと花は私の 心に咲いた
並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる
友が居れば 他に望むものはない
並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる
友が居れば 他に望むものはない
他になにも望むものはない
他になにも望むものはない
それが人生の 秘密
それが 人生の贈り物
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