鑑定団に国宝級の曜変天目
雪中美人図今週のテレビ東京の「開運!なんでも鑑定団」では、鑑定団始まって以来の大発見という見出しで、世界に3点しかないとされる曜変天目(ようへんてんもく)茶碗が新たに見つかりました。すでに確認されている物は、3点とも日本に有り国宝になっています。天目茶碗(てんもくぢゃわん)とは中国の宋の時代に焼かれた陶器製の茶碗で、中でも曜変天目茶碗は、最上級とされています。その頃日本は鎌倉時代にあたり、中国禅宗の中心であった浙江の天目山に留学した禅僧が日本に持ち帰ったものです。依頼主の大工をしていた曽祖父が、戦国武将の三好長慶の子孫が暮らす屋敷の移築を請け負った時に骨董品を買い取ったということでした。鑑定額は2500万円でした。鑑定団に出た曜変天目は戦国武将の三好長慶の家にとっては家宝だったと思うのですが、骨董に興味がない子孫の方が出してしまったのでしょうね。勿体無い。普段は紙物ばかりのせていますが、うちにも何かないかなと探してみたら古い箱に入った茶碗を見つけました。焼き物には興味がないので全く分かりませんが、一応この機会に載せておきます。ヒビも入っていますね。しかし由緒ある所なら期待できる物も出て来るかもしれませんが、うちのような所からでは期待も出来ません。2019年12月18日 開運!なんでも鑑定団で国宝級の曜変天目が発見されたと書きましたが、実は真っ赤な偽物だったと後で判明してしまいました。テレビで放送後に専門家の何人かがすぐに「あれは現在の中国で売られている土産物であり偽物」と言っていたのですが、実際に中国の女性陶芸家が「あれは私が作ったもの」と名乗り出て来たのでした。しかしテレビ東京は番組で何の訂正も発表していません。あれほど大発見と言っておいて視聴者にウソをついたのですから、一言でも謝罪すべきだと感じるのですが、どうなのでしょう。鑑定士でも間違いをする事は理解できます。しかし自分のミスを認めないで知らんぷりなのは、番組のファンだったので非常に残念だと感じています。それからは番組を見ていて鑑定結果を言われても、前の様に素直には信じられない気持があれから続いています。