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支那山水
 
 
今日は少し雑談になってしまいますが、
ちなみに上図の絵は、浮世絵とは関係ありませんが取りあえず自分の持っている古い絵をブログに載せています。しょうもない物ですが家に掛けたりする事もないので記録も兼ねて、ここで初披露です。
 
こんなものでも旧家の蔵の中から発見された掛軸.....なんて紹介されると少しは興味が湧いて見て貰えるかもしれませんが、実際は蔵など家にあるはずもなく邪魔者扱いされて隅の方に仕舞われていただけの物です。
 

古い物が好きな人間にとって蔵とは宝箱の様に見えます。

うちの周りにも古い家があって、蔵のある家も結構あります。
横を通る時などは、「中に何があるのかな」といつも思って見てしまいます。
 
蔵というと最近テレビでも時々出て来る、埼玉の川越は小江戸とか蔵の街として有名ですが、観光名所となっている蔵や古い建物が連なっている通りは、いつ頃に作られたのでしょうか。
私が学生の時は、全くあんな通りではなくて蔵造りの亀屋さんなどは昔から有りましたが、その他は普通の平凡な昭和の街並みでした。
たぶん蔵などを移築したり外観を古そうな家に改装したのでしょうが、あれだけの広範囲の地域を、まるで江戸時代から残っているかのような街並みに変えるのは大変なことだったと思います。
 
川越は大変好きな町で、喜多院などへも何度も通い、当時は写真が趣味でしたので五百羅漢などを良く撮りに行きました。
当時は知りませんでしたが、岩佐又兵衛の「三十六歌仙」の額絵や肉筆「職人尽」がある事でも有名です。
 
 
 
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広重  月二拾八景之内・弓張月
 
 
 
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広重  木曾街道六拾九次之内  洗馬
 
 
 
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広重  近江八景之内 石山秋月

 

 
最初に山水画らしき絵を載せましたが中国画の山水画とは、ただ山や川を描いた風景画というよりは、創作した理想の深山を描いた物という感じの絵ですが、浮世絵で山水画に近い作品を探してみたら、やはり広重が一番近いのでしょうか。
三点とも月を描いた作品です。
 
立冬を迎え日がだいぶ短くなって来ましたが、東京では木枯らし一号が吹いたりと、いつの間にやら冬の気配を感じるようになりました。
北海道は今週は、雪がかなり降って冬景色の映像がニュースなどで流れていましたが、本当に大変そうです。
私も北海道の北見で、冬の時期に1ヶ月ほど過ごした事が有りますが、町中がアイスバーン状態で気温は-20度にもなりました。
寒いのは大変でしたが、夜に外に出ると街中でキタキツネと出会えたりと結構楽しかったのですが、普通に暮らしている人達は暖房費だけでも大変だろうなと感じました。
 

 

 

 

 

 

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         勝川春章 風俗十二月図 11月           勝川春章 風俗十二月図 10月    
 
 
勝川春章の風俗十二月図の11月(左図)上部には、障子を開けて外の雪の様子を眺める女。下部には炬燵で母子が絵入り本を見ています。左下には外に出て雪を集めて作った雪兎が置かれています。
江戸時代は陰暦(旧暦)なので、今の暦よりも一ヶ月は遅れるので冬の情景になっています。
10月(右図)を見てみると上部には、紅葉したモミジが小川の流水に流れゆくのを眺める女。下部では膝の上に犬を乗せた娘たちが何やら遊んでいる様子。
 
今現在、この10月の絵のようにも紅葉は進んでいませんが、現在の新暦と比べると大体一ヶ月と少々遅くなっているような感じでしょうか。
もしかして温暖化の影響で江戸時代よりも紅葉時期が少し遅くなっているのかもしれないですね。
 
紅葉した森の中を歩くと気持ちのいい季節です。
この時期の木の匂い、落ち葉の匂いなのでしょうか独特の良い香りがします。秋の香りとでもいうのでしょうか、キノコの匂いも混ざっているような。
子供の頃は近くの山の中を友達と良く駆け回って野生の栗やアケビを取ってあそびました。いまでも山は其処にあるのに、今は遠くから見ているだけなのは少し寂しいですね。
 
 
 
 
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