マッチ | ピアニスト/ピアノレッスン菊地まゆ子のブログ@東京

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ピアニスト/ピアノレッスン菊地まゆ子のピアノに関するいろいろ。

マッチが好きだ。

擦ったあとの あの匂い、そして ぼわんと燃え上がる、なんとも言えない炎。



中学生の頃、よく理科室にてマッチで遊んでいた。

マッチに火をつけるだけではつまらないので、アルコールランプで遊んだ。アルコールランプをつけるだけではつまらないので、その炎でガラス棒を溶かし、ガラス玉を作ってあそんでいた。

わたしはバカだったので、まだ冷めきっていないガラス玉を掴もうとした。当然熱い。が、布か何かで掴めばどうにかなる温度までは下がっているだろうと思った。着ていたジャージの袖を伸ばし、袖越しに掴んだ。

・・・袖が溶けた。

1年生だったわたしは、それから卒業までの3年間、袖に穴の開いたジャージを着なければならず、非常に恥ずかしい思いをした。



ある日、わたしはいつものようにマッチで遊んでいた。その傍らでは同級生の男の子がブタンガスのスプレーで雑巾を凍らせて遊んでいた。

彼は凍った雑巾を火で溶かそうとして、ライターを近づけた。

その日は先生用の机で遊んでいたのだが、当時の理科の先生は整理整頓に無頓着だったようで、机の上はさまざまなプリント類が散乱していた。

大人のみなさんは、ここまで聞けば容易に結末を想像できるだろう。雑巾にはブタンガスが吹き付けられている。ブタンガスは可燃性。

雑巾には一瞬で火がつき、実験用の大きな机の端から端まで炎が走った。


中学校生活はあまりたのしくなかったが、こうして思い出すと、おもしろいこともあったんだなぁ。



マッチと言えば、以前ラジオできたろう(シティーボーイズ)が、「トイレのあとマッチを擦ると一瞬でニオイが消える」と言っていたので、最近わたしも家のトイレで試している。

でも、そもそも自分で自分のニオイはあまり気にならないので、消えたかどうか、よくわからない。人のニオイで試すのも ちょっとイヤだし、効果のほどは実証できていない。

そもそも、マッチで消えるのは おしっこのニオイなのか、うんちのニオイなのか、もしくは その両方なのかもわからない。ニオイのもととなっているのが燃える物質で、火をつけることによりそれが科学反応を起こして変化するからなのかな?と想像しているが、だとしたらなんとなく、可燃性の物質で臭うとなると、感覚的に うんちのような気がするけれど、これは全く根拠のない想像である。

(※インターネットで調べてみたところ、「マッチの頭薬に含まれる硫黄が燃焼することで二酸化硫黄が発生し、その二酸化硫黄が臭いの主成分である硫化水素と反応して水と硫黄に変えることが大きな理由」とのこと。そのため、ライターで火をつけてもニオイは消えないそう)