こんにちは^^気功整体師の岩瀬です。
何をやっても上手くいかない貧しい男が、
運を授けて欲しいと観音さまに願掛けをする。
すると観音さまが現れ、
お堂を出た時に初めて手にした物を大切にして西へ行くようにと言われる。
男はお堂を出たとたん転んで一本の藁(わら)を手にする。
それを持って西へ歩いていくとアブが飛んできたので、藁でしばって歩き続けた。
泣きじゃくる赤ん坊がいたので、藁につけたアブをあげた。
すると母親がお礼にと蜜柑をくれた。
木の下で休んで蜜柑を食べようとすると、お金持ちのお嬢様が水を欲しがって苦しんでいた。
そこで蜜柑を渡すと、代わりに上等な絹の反物をくれた。
男は上機嫌に歩いていると倒れた馬と荷物を取り替えようと言われ、
死にかけの馬を強引に引き取らされてしまった。
やさしい男は懸命に馬を介抱し、その甲斐あって馬は元気になった。
馬を連れて城下町まで行くと、馬を気に入った長者が千両で買うと言う。
余りの金額に驚いて失神した男を、長者の娘が介抱するが、
それは以前蜜柑をあげた娘だった。
長者は男に娘を嫁に貰ってくれと言い、
男は藁一本から近在近郷に知らぬ者のない大長者になった。
引用:まんが日本昔ばなし
有名なわらしべ長者のお話しです。
現代風に言うと、転んでストローを拾ったら、最終的に億万長者になった。
ということですが、
ここまで、オーバーでなくても、
「物事が、自分の想像していなかった展開になった。」
こんな経験をされた方は、多い(?)のではないでしょうか?
会社をクビになったら、知人に新事業立ち上げるので、
手伝ってくれと言われた。
事故で入院するはめになったが、
そこで出会った看護師さんと結婚することになった。
友達のオーディションに嫌々ついていったら、自分がスカウトされた。
電車に乗り遅れたら、その電車が脱線事故を起こした。
待ち合わせをしているのに、時間通りに相手が現れない。
目の前に宝くじ売り場があったので、何気なく買ってみた。
そしたら、そのくじが当選していた。
鍵をかけ忘れて、家に戻ったら、ちょうど雨が降り始めた。
干していた洗濯ものをとりこんだ。
発想が貧困で、あまりいいたとえがでてきませんが・・・
潜在意識=無意識です。
自分の願いをかなえるために、
自分の意思に関係なく、予期せぬ事態を招くことがあります。
このわらしべ長者に倣えば、願いを叶えるための手順は、
まず、願う。
素直に従う。
相手を喜ばせようとする。
困っている人に親切にする。
どんなことも受け入れる。
いつも謙虚でいる。
そして、何より
「何をやってもうまくいかない。」と
自分を卑下してあきらめない。
そうすれば、きっと自分の中にいる神様(潜在意識)が、
発動して、よい結果が(予想もしていな方ようなよいことが)
起こると思います。
「神様なんているわけないじゃん。」
なんて言ってる人でも、初詣に行って何時間も行列に並んで、
手を合わせ、お参りしてたりするもんです。
重力によって、地上に舞い降りた目の前の可視化できるものだけが、
すべてではありません。
目に見えていないだけで、偉大なる力は間違いなく存在しています。
それに影響されていることの方が多いはずなのです。
そのことに早く気づき、
素直に、人にやさしく、挫けず、謙虚な気持ちで、
毎日を臨んでいれば、きっとあなたが無意識に願っている
幸運ががやってくる。・・・はずです。