こんにちは^^気功整体師の岩瀬です。
人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。
だが、それは考える葦である。
パスカル
1度や2度は聞いたことがあると思います。
足ではなくて、葦(イネ科の草)である。
かといって、植物は何も考えていないかというと、
そうでもないように感じます。
虫たちを巧みに操って、受粉させたり、
種を風によって、拡散するために、綿帽子にしてみたり、
鳥に食べさせ、糞の中に紛らせ、遠くの地まで運ばせたり・・・
また、カラスが頭がよいというのもよく言われている話です。
硬いくるみの殻を割るために、わざと、車道に落とし、車にひかせてる
映像など、テレビで見たことがあります。
「いやあ、人間も見習わなくては・・・」
いやいや、所詮、その程度です。
動植物をバカにするつもりは、毛頭ありませんが、
人間の方がはるかに優れていると思います。
一人の人間は、宇宙にあっては限りなく小さいが、
その誠意は天地をも動かすことができる。
二宮尊徳
唐突ですが、下の4つ点を一筆書きでつないで見てください。
ただし、1本の直線で・・・、
「ん~?」
「無理。」
そうですね、正解は不可能。
ではありません。
太い直線一本で・・・
答えが出なくても、答えを出そうとしている時、
間違いなく、脳は働いています。
答えを出すために、
脳がこれまで蓄えた知識や経験を総動員します。
考えることで、左脳と右脳両方が働きだします。
理屈だけでも、感覚だけでも解けません。
両方バランスよく使うことが必要です。
そもそも、
理論的に考えているつもりでいるのは、
単なる思い込みかもしれません。
また直感だと信じているものは、
単なる思いつきにすぎないかもしれません。
人間は意思の力でパンを作ることができる。
(誰の言葉だったかな?)
考えるな。感じろ。
ブルース・りー
考えすぎない。直感だけに頼らない。
大事なのは、バランス。
でも、
右利きの人は、物を持つのも、字を書くのも、箸を使うのも右手。
左利きの人は、左手ばかり・・・。
どうしても使い慣れている方を優先して使うようになります。
右手を動かすと、左脳が刺激されます。
左手を動かすと、右脳が刺激されます。
なので、どちらかの脳ばかり使っていることになります。
一説では、脳全体の5%も使っていないとか・・・
右手で持っているものを、左手でもつようにする。
左手を使っていたものを右手で行ってみる。
また、普段の生活で当たり前のことを逆にする。
掛け時計を逆さにする。新聞を反対側から読む。など・・・
など遊び心を持ってやってみるといいかも知れません。
これだけで、いつもと違う脳が働き出します。
もし、残りの95%をの内、1%でも多く使うことをすれば、
今まで、見えなったものが見えてくる。
気づかなかったことに気づくようになる。
そうすれば、人より頭の回転が、いや、
人生そのものが今より格段によくなってくる。
・・・と思います。