まず気の出る呼吸
をします。
そして、次に
両手の指を向かい合わせます。
その間の空間に気のボールがあるようにイメージします。
そのボールがあたたかくなってきたら、
気がながれているということです。
熱く感じるようになれば、
強い気が流れていると言うことです。
自分には気が出せるのか?
出ているのか?
それを確かめるために、
わたしのところに気功を習いにくる方には、
上の図のように、
気のボールをつくってもらい
温かくなったかどうかやっていただきます。
「温かくなってきた!」
と顔を赤らめて嬉しそうな顔をする人もいれば、
中には、
「ビリビリって電気が走ったみたいに強く感じる!」という方も・・・
ビリビリってちょっとオーバーじゃないかな。(‐^▽^‐)
もっとも、気功に興味があって、
自分で気を出せるようになりたい。
と思っている人たちですから、
ちょっと、贔屓目にみて
温かくなっていると思いこみやすい部分もあります。
中には真剣な顔して
「ん~?」と半信半疑な人も・・・
「体温のせいじゃないの?」
と懐疑的な方もいらっしゃいます。
こういう人の方が、
結構早く、気の存在に気づきやすいです。
体温のせい?
と言うならば・・・と、
冷水を用意して、
そこにしばらく両手を入れてもらい
その冷たい手で、すぐに、
気のボールを作ってもらいます。
そして、
「温かい。」
と感じられた人は気の存在に気づきやすくなります。
気を出すには、まず
気の存在を信じることが重要です。
「気なんてあるわけないじゃん。」
と、頑なに否定し続けているうちは、
気の存在に気づくことは難しいかも知れません。
「ないかもしれない。」
ものを見つけだすのは困難です。
例えば、
「この川の中には砂金があるよ。」
と言われても、
「そんなのあるわけない。」
と思えば、探すこともしない。のと同じです。
しかし、
信じよう。
と思うと、同時に猜疑心も持つようになります。
意識していなくてもです。
このへんが難しいところです・・・が。
まず、力まず、リラックスしてやってみてください。
きっと、気の存在に気づく時が訪れます。