こんにちわ 岩瀬靖二です。
「イワシの頭も信心から」
ということわざがあります。
昔、節分の夜に鰯の頭を柊の枝に刺して玄関にかざると、邪鬼を追い払うと信じられていたことから、
鰯の頭のような物でも、神のように信じていればありがたい存在になる。
という意味のようです。
ひとからみると、つまらないものに見えても、
信じている人にとっては尊くありがたい存在になるということ。
みなさんは、今、信じているものは何ですか?
また、信じている人は誰ですか?
先生、親、親友・・・信じている人はたくさんいる。という人は少なくないと思います。
「信じられるのはお金だけ。」
「信じられるのは(ペットの)○○ちゃんだけだ。」
と半ば自棄気味におっしゃる方もいるかと思います。
中には、
「何も信じられない。」
という人でも、
電車の発車する時間は信じて、駅に向かうはず。
来週のテレビのドラマも予約録画するはずです。
間違いなく、電車は予定の時刻にくる。
間違いなく、来週のその時間にそのドラマは放映される。
と信じているわけです。
なぜ、信じているのか?
それは、過去にその期待に裏切られたことがないから、
また、
「自分以外の多くの人もそう思っているはずだ。」と信じているからです。
自分を信じると書いて、
自信です。
過去に、失敗してしまったと思いこんでいる場合。
または、やったことがない場合。
周りから、「お前には無理だよ。」と思われている場合。
自信をもってやれといわれてもなかなか難しいかもしれません。
しかし、
信じる。
という行為は、周りの得た情報をもとに独断で決めてしまっている場合が多いと思います。
「この銘柄の株価が上がりそうだ。」
「あそこのラーメンは、絶品だ。」
「明日は雨が降る。」
その情報を基に決めつけているだけ・・・
極端にいえば、
ここは日本だ。
俺は人間だ。
というのも、単に情報から得ているもので実際は勝手にそう括っているだけです。
周りがなんと言おうと、過去がどうであろうと
「自分はこうなりたい。(こうしたい。)」
「自分なら、できる。(できるに決まっている。)」
もちろん独りよがりではよくないとは思いますが、
純粋に自分のしたいことが明確になってそれを信じきれた時こそが、
自信ある状態だと言えます。
自信のある状態の時は、氣の流れがよくなります。
まさに、
イワシの頭も信心から
です。自分の想像している以上の力を発揮できるようになります。
英訳すると、
Miracles happen to those who belive in them.(奇跡はそれを信じる人に起きる。)
ではまた(^-^)/