こんにちは、夕陽です。

 

【統合失調症患者が「東大受験」してみようか】にお越しいただき、

ありがとうございます。

このブログは、皆さんへの報告というよりも、僕自身の記録・備忘録という目的で進めるつもりです。

 

統合失調症患者が東大なんて受かるのか?そもそも、受験するところまで行けるのか?

障害を知る人の中には、そう心配する方もいるのは分かりますが、、、

そんなことは、僕も分かりません笑

 

現在2024年3月下旬。

受験予定は、11ヶ月後。

 

僕がこれから、どうなっていくのか?

興味がありましたら、思い出した時などに訪問してくだされば嬉しいです。

 

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→→【東大受験世界史】ヨーロッパ中世後期 ~ 14世紀前後 ~ (1)

→→【東大受験世界史】ヨーロッパ中世後期 ~ 14世紀前後 ~(2)

 

ここでのページ数は、

『荒巻の新世界史見取り図 (中)』(東進ブックス)です。

 

(注1)

この記事は、「愛から見る世界史」の立場から見た歴史です。

学問や受験での「支配者が描く歴史」とは、立場が違います。

受験や定期テストを解く時には、気をつけてください。

 

(注2)

僕の備忘録のためのプログなので、

僕にしか分からない流れがあったりします。

勉強する時は、必ずご自身のテキストでお願いします。

 

 

 

目次

・世界史の大前提

・魔女狩りの時代

・領主の没落(P10)

・教皇権の失墜(P12)

 

 

 

世界史の大前提

 

統合失調症患者の俯瞰的な視野での

「愛から見る世界史」では、奴隷を認めません。

 

学問や受験では、

「支配者が描く歴史」で、奴隷を認める世界です。

 

奴隷がいない世界から、奴隷を認める社会になった時、

「俺がリーダーだ!!」と叫ぶことは、裏を返すと「お前らは俺に仕えろ」と言った訳です。

 

「俺がリーダーだ」「俺が王だ!!」と言うことは、

つまりは、そこから奴隷が生まれたのです。

 

誰もが奴隷になりたくないので、

自分が王になろうとします。

王に対し気持ちが向くので、だんだん王の権力が増加します。

支配者は人気商売、、なのです。

 

人類に「王」が生まれれば、当然、王に権力が集中していくのです。

 

 

 

 

魔女狩りの時代

 

ケルト民族の住んでる所に、ローマ人が来ます。

キリスト教会が生まれます。

 

ゲルマン民族が、目的を持って来ます。

目的とは、単なる欲かもしれません。

 

ゲルマン人の移動のルートを見てください。

迷走してるように見えますか?

迷走してるなら、あんなルートは通りません。

 

↓↓地図(ゲルマン人の大移動)

 

→→ゲルマン人の大移動「世界史の窓」 (y-history.net)

 

 

難民のような生活をしていたゲルマン人は、(すでに説明済み)

ローマ人と契約したと言って、ケルト人の土地を奪います。

 

植物に詳しいケルト人の女性は、森林を守ろうとします。

数百年の攻防の末、自分たちの欲と生活のために、ケルト人の女性たちに憎悪をぶつけます。

それが、魔女狩り、、と言われるものです。

 

魔女狩りは、約1000年ほど続きます。

だから、ヨーロッパ人の心は眠りに就きます。

 

ケルト人の女性を火刑にし尽くした後は、信じられない勢いで森林が消えていきます。

資料集で確認してみてください。

 

『人形の家』という文学、

デカルトやロジャー・ベーコン、ニュートン、シェークスピアの出現、

互助組織フリーメーソンの誕生、

資本主義と帝国主義、、

 

中世の大学は、ケルト人に対抗するために生まれました。(すでに説明済み)

だから、その本拠地も学問も全て、戦略的に考えられたものです。

(イタリアも含めます。この意味が分かるでしょうか?)

 

 

 

1000年も、賢い民族を滅ぼすために全力を尽くしたヨーロッパ。

そんなに長い間、戦いばかりしていれば、自分たちが何をしてるか分からなくなります。

 

「支配者が描く歴史」が、自己を顧みることができない理由です。

だから、人類には「王」がいるのが自然だと言うのです。

つまり、奴隷を無意識に認める、、

 

 

 

 

領主の没落(P10)

 

領主=貴族=諸侯=騎士

 

ケルト人も全て(つまり文化が)滅んでしまいました。

だから、いつの頃からか、ケルト人も先祖のことは忘れ、奴隷(農奴)として必死に生きるようになりました。

 

そして、、

農奴として人間の権利を要求するようになります。

 

イギリスでは、農奴から独立自営農民になります。

でも、しょせんは奴隷です。

後に、囲い込みによって土地を追い出され、都会に出ていきます。

彼らは産業革命の労働力になります。

 

あくまで、労働力です。

なぜなら、土地を持っていないから。

 

ケルト文化→→農奴

→→独立自営農民→→単なる労働力→→単なる兵士

(土地との関係から、どんどん離れていくことを見てください)

 

そして、人間としての権利とは、「参政権」になります。

王が、政治家に変わっただけです。(「代わった」ではありません)

決して「土地」との結びつき、、を思い出すことはありません。

 

王は、以後、政治家になります。

ケルト人は、未だ労働力に過ぎない、、ことを忘れてはいけません。

 

資本主義の中での、単なる労働力。

(資本主義とは、お金の循環を健全にすることを目的とするから)

 

帝国主義等の中での、単なる兵士。

 

ケルト人は、未だ自然との繋がりを否定されたままです。

中世の大学での学問を思い出してください。

医学・・薬を無視した解剖主体

神学・・自然の叡智に満ちたケルト文化を邪教と定義するため

法学・・ケルト人の土地を、ローマ人とゲルマン人だけの契約でやり取りすることの正当化

(近代の思想・哲学は、この流れの上に全て乗っています)

 

 

 

ケルト人は、奴隷に馴染んでしまいました。

奴隷に馴染む、、とは、どういうことか?

 

「王」に権力が集中していく、、ことを意味します。

分かりますか?

以前に説明したように、王が「俺だけが偉いぞ!お前ら、俺に土下座しろ!」って言っても、普通「は?」と無視されて終わりです。

まわりの人間が「奴隷」として振る舞うことで、「王」に権力が集中していくのです。

 

「愛から見る世界史」では、

ケルト人を支配した、、のではなく、

ケルト人が奴隷として振る舞うことで、領主が没落し「王」に力が集中していくのです。

 

だって、クラスのあいつが僕を支配するより、

やっぱり例えば東大主席卒の美人が支配してくれた方が良いでしょう?

(女性も男性も、成年も未成年も、そういう反応してますよ?)

 

 

 

教皇権の失墜(P12)

 

誰もが「奴隷」を嫌がります。

 

ケルト人と争ったのは、当たり前ですけど、

ローマ人やゲルマン人ばかりではありません。

 

教義から言って、

自然を愛するケルト人は、キリスト教会が認める訳にいきません。

だから、最初の修道院のモットーは「祈り、働け」です。

どう働くのですか?

もちろん、ケルト人の大切な森を開墾して畑にするのです。

 

 

 

さて、、

こんな無茶苦茶なことをしていれば、

ボロが出てくるのは当たり前ですよね、、

 

ケルト人への振る舞いを見れば、

キリスト教会の人々は、まぁ、自分の権利を拡大していく、、ことが目的です。

つまり、「欲」ですね。

 

「欲」が原動力になるので、以後の宗教改革が生まれます。

注意しないといけないのは、宗教改革とは言っても、「欲」が基準になっていることです。

カルヴァンの主張は、そういうことでしょう?

 

だから、対抗宗教改革が生まれます。

「欲」を完全に否定しようとしますね。

 

だけど、そもそも、当時のキリスト教会はケルト人を滅亡させることに躍起だったので、

その勢いが、レコンキスタの完了で止まらず、大航海時代に向かいます。

 

 

 

当時、人々は信教の自由はありませんでした。

国王とか領主が決定するものでしたから。

 

だから、カトリックと言えど、

密接に商人と結びついています。

 

だから、カトリックが海外に進出した後に、

商人や軍隊が来て、その土地の利益をもらおう、、とするのです。

 

 

 

教皇権の失墜は、

「欲」を背景にしていれば、当然のことでした。

 

 

今日も読んでくださって、感謝です。