昨日、側弯症の方と
プライベートヨガレッスン(対面)を行って
気づいたことがあります。
それは、自分で自分の体の状態を
〝体感〟で知っておく事はすごく大事だということです。
例えば腰部が側方に突出している場合、
その突出している部分を
〝手の平でしっかりと触って把握する〟
そうすることで、
レッスンの前後や自主練をする前と後、
体にどんな変化があったかが明確にわかるようになります。
そして、どうにか少しでも改善しようという
意欲ややる気が沸き起こりやすくなります。
ほか、両足を大きく横に開いた際、例えば
右足の位置が左足に比べて後ろに着いていた
場合、骨盤は右にねじれています。
こんな感じで頭で理解するより、
体感で自分の状態を知る、
というのはすごく大事だなと思いました。
そうでないと、(レッスンでも)
なんとなくやって、
ただただ言われるがままに動いて、
なんとなく終わってしまいます。
特にお子様の場合、
この動きは何の為にやってるのか、
よくわからないままに、
薦められたからとりあえずやる、な感じだと
レッスン中なんにも感じなかったりします。
それだと体も反応しずらいのです。
最初はよくわからなくたってOK👌
とはいえ、感じようとする意識だけは
持って頂きたいし、持って頂こうと思います。
その意識だけで
誰もが備え持つ〝感じる力〟が作用して、
だんだんより繊細に明確に
体の状態や変化を感じられるようになってきます。
日頃の生活の中でも、
ちょっとしたことで自分の体の状態というのはわかるものです。
そこから正中(本来の位置)へ戻るよう
イメージするだけでも、
体はよりよく反応してくれます。
ぜひ体の歪み状態を目で見て(視覚)、
触って感じて(触覚)、
状態を(体感で)把握した上で、
力強く改善の為に取り組ん頂きたい、と思います。
(左右の違いを線で示してみました)
まず横の線で見てみると、(上から)
右の肩が左に比べて極端に上がっています。
またポロシャツの裾とスカートの裾も
同様に右側に上がっています。
これは右の骨盤も(左に比べて)上に上がっていることを意味します。
また縦の線で見てみると、
腰部が右に突出しているのがわかります。
(手の位置も真ん中から大きくズレてますね)
※私の背骨の状態は胸椎:右カーブ、
腰椎:左カーブ、腰仙椎:右カーブでした。
この頃の(なんにも気づいていない)
自分にも伝わるように
側弯症改善ヨガを展開していくことは
この活動を始めた頃に決めたモットーです。
※レントゲンで自分が側弯症だと知ったのは腰痛が酷すぎた20代前半
そのためにはまず、自分の体の状態について
しっかりと体感レベルで知ってもらうこと
からですね。
現在。
肩や腰部の位置が戻りました。
私自身、側弯症を3年かけて治しましたが、
もし今の自分のレッスンをこの頃に受けられていたら、もっと早く治っただろうし、
あの辛い痛み(腰痛など)を長年経験することもなかっただろうなぁ、と思えるのは
嬉しさでもあり、悔しさでもあります。
とはいえ、遠回りしてきたからこそ
やらない方が良い動き、
やるといい動きなどを沢山経験して
今に活かせていることは、
あの時の苦しみが報われる感じがします。
週末、千葉の実家に帰って芝生を刈ってきました^_^
庭でとれた柿をたくさんお土産にもらってきました。
子供の頃はそうでもなかったですが、
いまは柿がフルーツの中で1番好きかも
(皮も薄いので食べてます)