背骨が本来の位置へ戻る力を高める為に大事なこと【側弯症改善ヨガ】 | 出張ヨガ KIKI主宰 喜多貴子 /側弯症改善の為のヨガを開催しています

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オフィス、学校、スポーツチームなどへ出張ヨガレッスンを開催しています。また自分自身が側弯症を完治した経験を生かして、側弯症改善の為のヨガを開催しています。

 

最近感じたことをまとめてみました。

 

 

 

側弯症の方の背骨が本来の位置へ戻る力を

高める為に大事なことは

①体を平面上ではなく立体的に捉える

②内側と外側の筋肉を連動して使う

です。

 

 

 

 

①体を平面上ではなく立体的に捉える

 

 

例えば背骨をただまっすぐ戻す為の

動きをしているだけでは、

一定の筋肉ばかり使っていて

体に負担がかかります。

  

 

 

体を立体的に捉えて

全体的な左右のバランス整えながら

余計なこわばりをほぐす。

 

その上で背骨の湾曲を矯正するための

動きも取り入れることで、

体に負担なく全方向から

背骨にアプローチできます。

 

 

 

手前味噌ながら、

その点でヨガは万能だと捉えています。

 

例えばヨガのウォーミングアップである

太陽礼拝は、

背骨全体を柔軟にするための動きで、

全身のめぐりを良くし、筋温をあげます。

 

※側弯症の方が基本的な太陽礼拝を行うと

体に負担のかかる場合があるため、

アレンジして行っています。

 

 

 

そして、骨盤周りなどの筋肉をほぐすことで

左右の偏りを矯正していきます。

 

私自身、ひどい腰痛をなんとか良くしたくて

とにかく腰(骨盤)周りの筋緊張を

丁寧にほぐし続けたことが

側弯症を改善できた大きな要因になりました。

 

 

 

そしてこの流れの中に

直に背骨の湾曲を矯正する動きを

取り入れることで、

相乗効果が生まれます。

 

 

 

 

 

②内側と外側の筋肉を連動して使う

 

 
昨日の(側弯症改善の為の)レッスンに
参加して頂いた方が
"呼吸を意識しないと体の動きだけでは
骨にアプローチしずらいと実感した"
とおっしゃりました。
 
 
いいですね〜
呼吸の威力を体感できると
活用しやすくなるし、
実際呼吸の威力はすごいのです。
 
  
 
骨を動かすって例えば
〝今から肋骨動かしてください〟
って言われたときに、
え?どうやって?って
腕を動かす程度かもしれないですが、
呼吸を使うと瞬時に(左右対称に)動かすことが可能です。
 
※呼吸筋が鍛えられれば、
さらに骨を動かす力は大きくなります。
 
 
 
背骨が湾曲しているっていうことは
肋骨も一緒に左右偏っているわけで、
それを動きだけで(外側の筋肉だけで)
矯正するには時間がかかります。
 
 
呼吸で(インナーマッスルと共に)
肋骨を動かし整えながら、
動きを合わせることで、
内と外の筋肉を連動して使って
あげられるので、
骨も一緒に動きやすくなリます。
 
だから矯正力、スピードもアップするんです。
 
 
 
側弯症改善のためのヨガは、
通常のヨガに比べると
1つのポーズのキープ時間が長かったり、
体幹の筋肉を使う動きが多いので、
時に難しさを感じる場合がありますが、
必ず呼吸が助けてくれます。
 
 
 
そしてやればやるほど
背骨をまっすぐキープするための
筋肉が鍛えられてきます。
 
 
 
自分の体が少しずつ変わっていくのを
感じるのは楽しいですよ。
(自分自身、側弯症の時は
その変化を励みにしていました)
 
 
 
そういえば昨日、
〝毎日自主練に取り組んでいたら
背中の痛みが軽減してきた〟
とおっしゃられていました。
(先週初めてご参加頂いた方です)

 

 

 

レッスン内容を考えるときはいつも、

過去の自分を思い出して

過去の自分に聞きながら

探って組み立てています。

 

 

 

 
また、レッスンのラストに
質問コーナーを設けています。
 
 
 
その質疑応答の内容が
質問者さん以外の参加者さんにも
良い影響があるなぁと感じるので、
少しでも疑問を感じた事は
遠慮なく質問していただければ嬉しいです。
 
 
 

こういうところがわかりづらいんだなぁとか

こういうことを知りたいのか、とか、

私自身も学びになったりします。

 

 

 

毎回、いろいろ質問を頂くので、

レッスン時間が長くなったりしますが、

(これまで最長25分オーバー笑)

レッスン自体は終わっているので

予定がある方など、途中で抜けて頂いても

全然構いません🙆‍♀️

 

 

 

 

腑に落とした上で

日常生活の中にしみこむように

覚えた動きや呼吸法、

湾曲を矯正する為のエクササイズを

取り入れていただきたいです。

 

 

そして、頭で理解するのも大事ですが、

体で覚えるように動いてもらえれば嬉しいです。

 

 

 

 

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