最近感じたことをまとめてみました。
側弯症の方の背骨が本来の位置へ戻る力を
高める為に大事なことは
①体を平面上ではなく立体的に捉える
②内側と外側の筋肉を連動して使う
です。
①体を平面上ではなく立体的に捉える
例えば背骨をただまっすぐ戻す為の
動きをしているだけでは、
一定の筋肉ばかり使っていて
体に負担がかかります。
体を立体的に捉えて
全体的な左右のバランス整えながら
余計なこわばりをほぐす。
その上で背骨の湾曲を矯正するための
動きも取り入れることで、
体に負担なく全方向から
背骨にアプローチできます。
手前味噌ながら、
その点でヨガは万能だと捉えています。
例えばヨガのウォーミングアップである
太陽礼拝は、
背骨全体を柔軟にするための動きで、
全身のめぐりを良くし、筋温をあげます。
※側弯症の方が基本的な太陽礼拝を行うと
体に負担のかかる場合があるため、
アレンジして行っています。
そして、骨盤周りなどの筋肉をほぐすことで
左右の偏りを矯正していきます。
私自身、ひどい腰痛をなんとか良くしたくて
とにかく腰(骨盤)周りの筋緊張を
丁寧にほぐし続けたことが
側弯症を改善できた大きな要因になりました。
そしてこの流れの中に
直に背骨の湾曲を矯正する動きを
取り入れることで、
相乗効果が生まれます。
②内側と外側の筋肉を連動して使う
レッスン内容を考えるときはいつも、
過去の自分を思い出して
過去の自分に聞きながら
探って組み立てています。
こういうところがわかりづらいんだなぁとか
こういうことを知りたいのか、とか、
私自身も学びになったりします。
毎回、いろいろ質問を頂くので、
レッスン時間が長くなったりしますが、
(これまで最長25分オーバー笑)
レッスン自体は終わっているので
予定がある方など、途中で抜けて頂いても
全然構いません🙆♀️
腑に落とした上で
日常生活の中にしみこむように
覚えた動きや呼吸法、
湾曲を矯正する為のエクササイズを
取り入れていただきたいです。
そして、頭で理解するのも大事ですが、
体で覚えるように動いてもらえれば嬉しいです。