星の世界に魅せられて20年、ただひたすらに星の世界を追求し続けてきました。
【星は動かない 動くのは人間なんだ】という哲学は、故ノエル・ティル 心理占星術の哲学です。
心理学と心理占星術を学び続けてきた私がティル式に出逢った時、長らく探し続けていた確信にやっと巡り会えた喜びに胸が震えました。
『当たる当たらない』の占いというものに不信感と違和感を持っていた私に、その概念を変える明確な指標となりました。
アメリカのように当たり前にセラピーやカウンセリングを受けられるように、占いがカルチャー的なものではなく、その役割を担えるように一人でも多くの人に伝わればと思います。
心理占星術は占いではなく、自分の心と感情を深く見つめるツールです。
【自分とは何者なのか?】の問いに、豊かなインスピレーションを授けてくれます。
ティル式でのコンサルテーションは大きく2つ。
①その人の持つ潜在的な才能や欲求・潜在能力について
②潜在能力発揮の障害になり得る要素について
人生を豊かに生きる為には潜在能力を発揮していくことが必要ですが、多くの人はその能力を活かすことが出来ず、むしろその能力にすら気づいていないことが多くあります。
②の無意識に閉じ込められた要素(障害)を探り、気付きを得てもらうことがコンサルの最大の目的となります。
話がそれますが、占いの場でよくある悩みに【人間関係】があります。
職場での人間関係、恋人、夫婦、家族とそれぞれですが、例えば『恋愛がうまくいかない』というのもよくあるお悩みで、『わたし、彼氏出来ますか?』という問いに『できる、できない』と予測するのはカルチャー的占いです。
恋愛がうまくいかない理由には必ず原因があります。
そしてその原因は両親問題が起因していることがほとんどですが、まさかそこに原因があるとは思わない。
掘っていくのはなかなかつらい作業ではあるけれど、向き合わない限り何度も同じパターンを繰り返すことにもなりかねません。
ホロスコープにはそういった要因も示唆されており、深い対話を通して問題解決の道を探ります。
占いによく聞かれる
【運命の人といつ出逢えるでしょうか?】
という質問に、故ティル先生は
『今のままでいて同じような人間関係を繰り返すよりも、自分の潜在能力をもっと発揮して、より魅力的な存在となることで満足いく人間関係が作れるようになる』というようなことをおっしゃっていたそうです。
深いな、本当にその通りだなと思いました。
優先順位としてまずは自信と自己価値の確立、人生への希望を得ることです。
その為に必要なのは多くの場合、潜在能力を活かした仕事や活動での発展で、それは言わずもがな、それぞれの【天命を生きる】ということです。
ですのでどうぞ自分の人生を『当たる当たらない』で他者に預けるのではなく、自分で切り開いていく道を選択してください。
そしてその道を全身全霊でサポートさせてください。
私の生きる道はここにあり、生涯占星家として一人でも多くの人のために生きること。
これまでの苦難の道を経験として役立てること。
不器用で普通に生きることさえ出来なかった私が、人のために、社会のために、世界の為に何ができるかを日々考えていこうと思います。
お読み頂き、ありがとうございます。
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