「さなぎから蝶へ」 | ☆ 占いでhappyになる☆

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人は皆、自分の中の小さな星を夜空に瞬く星のように美しく輝かすことができます。


すべての人に光が降り注ぎますように、心からの愛と感謝を込めて…

ホロスコープとは個人が生まれた瞬間のリアルな天体配置を表したもので、心理占星術では、この時星が形作るパターンが、人生の成長パターンを映し出す…と、考えます。


占星術を解釈する時の一つに、個人のホロスコープの天体と天体の角度を見る『アスペクト』というものがあります。

アスペクトは個人の天体同士が接触することでの心理的機能の反応です。

アスペクトには〈ハードアスペクト〉と〈イージーアスペクト〉があり、古典的な解釈では、ハードに働く場合は【不調和・緊張・困難・挫折】などネガティブワードの羅列で、しかもハードアスペクトは運命として持っているので、生涯拭い去れないというような絶望的なイメージさえ植え付けられていました。

そのような従来の〈良い相〉〈悪い相〉を占星術に当てはめてしまうと、時間軸上の人の成長の可能性を無視してしまう結果を生みます。
(全ての天体配置は時間軸上の成長のプロセスを表しています。)

ティル式ではこのハードアスペクトを固定的な状況の描写ではなく、【成長上の緊張】とし、必要な障害を克服することで、「成長」と「変化」を体験し、自分の本来の強さや才能を発揮することができます。

私達人間が地面に真っ直ぐ(垂直に)立っていられるのも、【緊張】があるからだそうで、なるほど〜!と思いました。

むしろこの緊張のアスペクトがないと、現状維持で変化しにくい、物事の現実に繋がる為の成長を促すものが【緊張】です。

人生の転換期が来るのは必ずと言っていいほど、個人の天体に現在のリアルな天体が「ハードな角度」をしかけてきた時です。

さて、【さなぎから蝶へ】のお話しです。
イモムシからサナギになり蝶へと生まれ変わる。
これは細胞レベルでの変化です。

さなぎの殻を破るとき、想像を絶する負荷がかかるそうです。
生まれたての柔らかい羽が硬い殻を破らないと出てこれないのですから、それはもう壮絶な苦しみかもしれません。

だからと言って、人間が代わりに殻を破ってやると、蝶は羽の力不足で飛べなくなり、すぐに死んでしまうそうです。

【乗り越えるべき障害があるのは、乗り越える必要があるからそこにある】

そしてそれは自分の力でしか乗り越えられません。

困難なアスペクトは【必要な障害の克服】を意味しています。

ご自身の生きづらさを感じる時、ぜひホロスコープを見てみてください。
そこには【さなぎから蝶】になる成長のストーリーが示されていますから。