children in need そして魂の歌声 | ☆ 占いでhappyになる☆

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人は皆、自分の中の小さな星を夜空に瞬く星のように美しく輝かすことができます。


すべての人に光が降り注ぎますように、心からの愛と感謝を込めて…

『children in need』とは

障害を持っていたり、困難や不自由、助けが必要な子ども達、そういったneedのある子ども達のことです。

私がセラピストとしてのお仕事と平行して長年取り組んできたことに子どもサポートがあります。

アセスメントやカウンセリングなどの援助活動というといかにもそれらしく聞こえますが、もっともっと根元的な、子ども達の魂の声が聴こえてくるような、そんな感覚とでもいうのでしょうか…


既存の学校教育に属さない選択をした子ども達、生きづらさを抱え社会から一旦身を引く子ども達。

『子ども達が立ち止まるのは弱いからではない。親の子育てがまちがっていたのでもない。くもりのない目で真っ直ぐ社会や学校のはらむ矛盾を見た時、子どもは動けなくなるのです』


ハンディを持った子ども達は、儚くも美しいイマジネーションや創造的な魂を持ち、またどんな邪悪な心をも懐柔させるようなsmileに幾度となく激しく心を揺すぶられ、私自身人としての在り方を問われ続けてきました。



ずっと以前に『おもちゃ図書館』でボランティア活動をしていました。

『おもちゃ図書館』とは、様々なハンディのある子ども達に、おもちゃや遊びを通して学び合い、育ち合うことを目的に全国で展開されている活動です。

私が関わったグループは、ハンディを持つ子どものお母さんご自身が立ち上げ発足されたグループで、ボランティアに行ってるつもりが、毎回子どもやお母さん達から、溢れるほどパワーをもらって帰ってきていました。

我が子が重度のハンディを持っているにも関わらず、とにかくお母さん達が明るい。
そして子ども達は一人残らず皆天使です。

長く子ども達と関わっていくうちに、needが必要なのは実は子どもではなく、私達大人の方なのではないか、子ども達は今の社会の既成概念を打ち壊し、我々大人を救うために多くのメッセージを届けにやってきているのではないかと思うようになりました。
いえ、それは確信です。



おもちゃ図書館で、私は一人の女性と出逢い、共に活動し今も深く繋がっている心友がいます。

彼女の名前はsatoko

プロのジャズシンガーで、当時は翻訳のお仕事と兼業していましたが、脱サラし今はシンガー一本で、現在は地元北海道を拠点に全国でライブ活動を行い、海外にも進出しています。


おもちゃ図書館でのクリスマス会の時、一緒にライブを行っているピアニストの方も参加してくださり、彼女は小さな小さな福祉会館でその歌声を披露してくれました。

なんの設備もなくて、楽器はピアニカ一つでしたが、普段あんなに明るくてパワフルなお母さん達が静かに涙を流しながら聴かれていたのを、昨日のことのようにハッキリと思い出します。

私達が普段当たり前にしていること、例えば食事に行ったり、レジャー施設に出掛けたり、映画やライブなど、ほんとに当たり前にしていることができない現実がある。

それでも笑顔を絶やさず、子ども達との日常を穏やかに、たくさんの喜びを日常に溢れさせながら毎日を過ごしている。
小さな喜びに心を震わせ、感謝の気持ちを持って生きている。

そんな風景や子ども達との関わりの中で、人が生きていく上で本当の幸せって何なんだろうと考えさせられることばかりでした。


その後satokoが普段ライブに来れない人達の為のライブ活動を始め、それに賛同し私もライブ中の子ども達のお相手や見守りのお手伝いに行かせてもらっていました。

彼女は来年から本格的にそのボランティア活動を始めます。
ハンディのある子ども達とそのご家族、経済的な困難を抱えた方々、また疾病等により外出が困難な方々を対象に勢力的に展開していきたいということで、また詳細が決定すれば告知させて頂きたいと思います。

その第一段というか、ハッピーライブとして、3人のハンディを持った子ども達がいるご家族が移り住んだ、まるでトトロの世界のような大自然の中で小さな音楽会が開催されました。

呼び掛けで大勢の子どもとそのご家族が集まり、皆で一緒に歌い豊かな時間を共有させて頂きました。



手作りのステージで歌うsatoko



お隣の畑でかぶ取りをさせてもらいました。




古民家を改築した素敵なおうち




幸せな時間をありがとうございました。



我欲や執着を捨て、大人も子どももあるがままの姿を受け入れ慈しみ、そして自然の摂理と共存し育ち合う…

そこには私達が求めてやまない、宇宙の真理があるような気がしています。

今できる小さなこと…愛に満ちたすべてに心を寄せていきたいと思います。

お読み頂き、ありがとうございます。