お話しききます

キキミミ 森野こりす です

 

わたしが行政機関で
カウンセリングをしていた頃の
相談事例です
 
18才男性ひきこもり
これまではこちらから
     
     
  

 

彼を見送ってから

お母さんに電話をして

 

今日の報告

 

彼の様子からして

外でお弁当を食べるのは

まだ負担が大きいと思う

 

と伝えます

 

 

世の中の

大半のお母さんがそうですが

 

そこに悪気は、まったくなくて

ただ、良くなって欲しい一心

 

 

お母さんは

そうですか・・・ とがっかりしたものの

 

明日も作ります! 

 

明るく宣言されます

 

 

うぉう!そうきたか!

(心の声)

 

 

んー

 

んんー

 

どうしようかな

 

 

では

 

 

作ったお弁当をどうするかは

彼に選ばせてあげてください

 

選択肢は2つあって

 

・ 持っていく

・ 持っていかない

 

 

どちらを選んでも、お母さんは

怒った悲しんだりしないことも

約束して伝えてください

 

 

また、彼がどちらを選んでも

返事は、にっこり笑って

「そう」と答えるだけにして

 

声も表情も、いつも同じであるように

ご注意ください

 

 

持っていっても、今日のように

残すことがほとんどだと思いますが

そこも干渉せずに、スルーしてください

 

 

お弁当に関して

持っていって完食することをよし

とする気持ちから

一旦離れてください

 

 

ここまで話すと、お母さんに

 

彼が外でお弁当を食べることが

いかに大変なことなのか

 

そして、今日

急に挑戦することになり

どれだけ彼が混乱したか

が伝わったようでした

 

 

電話のむこうで

無言になるお母さんに

話しかけます

 

 

でも、今日は少し食べていたので

一歩前進です

 

わたしは、まだ早いと思いましたが

やってみないとわからないですね

いい機会になりました

 

 

守りに入りすぎてもダメだし

攻めすぎてもダメだし

 

実際、むずかしいところ

 

 

日常生活の、なんてことない

お弁当が

 

彼だけでなく、お母さんにも

新たな挑戦となります

 

 

17 お弁当、新たな挑戦 

 

へつづく

 

カウンセリングと

外出同行支援の

 

 

 

7月21日母との関係相談会

お母さんと

こんなこと、ありませんか?

 

・電話やラインが、たくさん来る

・いつもダメ出しをしてくる

・あなたのために、と言われる

 

自分の母親がしんどい仲間と

安心できる場で、どうしてる?

とお話しませんか

 

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