さっそく上司とトイレに行った彼
まずは
中に入って見てくるだけでよし
こうしてくださいと
頼んだわけではないのですが
上司が、もう大サービスで
彼の世話を焼きます
トイレの場所はわかってます
ひとりで行けます
という彼に
いいから、いいから
一緒に行こう!
と、半ば強引について行きます
にんまりする、わたし・・・
今思えば、ちゃんとわたしの
意図をくみ取ってくれていたんだな
カッコつけたい彼の気持ちを
逆手に取った
というと聞こえが悪いですが
まあ、逆手にとって
利用したんですね
18才で、外のトイレが使えなくて
誰かについてきてもらう って
全然カッコよくない
以前、
それぐらいできます
バカにしないでください と
わたしに言った彼
こんな対応をされるなんて!
くやしい!
って、燃えてくるはず
上司が先に戻ってきて
トイレ、していくって と
報告してくれます
お母さんと3人で
わー!やったー!と喜びますが
彼が戻るときには
何も知らない顔で迎えます
おかえり~と迎えるわたしたちに
「せっかくだから、してきた」 と
ぶっきらぼうに答える彼
とりあえず
作戦成功! です
へつづく