飽きもせず、チャレンジ続けて30数年。 | 企画屋孝太郎の好奇心優先主義

企画屋孝太郎の好奇心優先主義

講演会やアドバイザーの仕事をしている企画屋孝太郎も、広告の企画プランナーやコピーライターをしている中澤孝昭も、その活動基準は<好奇心>。このブログでは、企画屋と中澤の<昨日・今日・明日>を暇に任せて書き連ねます。

毎年、<新しい自分発見>をテーマに年間チャレンジ企画を立て、一年期間限定でトライしています。

一年後、面白ければ趣味として継続するし、面白くなければ即ヤメ。タイトルはカッコ良いけど、中身は単純な企画です。始めたキッカケも単純でした。

「出会いもなければ、チャンスもない」と言う友人のボヤキに、「なければ自分で作れ。ボクならこうする」と、思い付きで話したアイディアが以外に受けて、自分自身でも実行したのが三十数年前。

その時に話したのは、「自分の人生を面白くするのも、つまらなくするのも自分次第。何もせずに、来るか来ないか分からない出会いやチャンスを待っているよりも、自ら進んで仕掛けろ…」と説得。今考えると当たり前の話ですけどね。

「人にはまだ隠れている才能がたくさんあり、それに気が付いていないだけ…かも知れない。芸術・自然・文化・映画・音楽・観劇などもたくさん溢れている、それを知らないままで人生を終えるのはもったいない。だとしたら積極的に情報収集しよう」と、まあ、そんな感じで始めたのです。

<好奇心=楽しむ=仕事・仲間の輪が広がる>。この<新しい自分発見>のシンプルな図式は、予想以上の成果をボクに与えてくれました。

例えば、「文庫本を、読んで、読んで、読みつくせ」と言う企画の年には、週に一度は書店に行き、新刊の文庫本の中から今一番読みたいと思った本を一冊と、児童文学・時代小説・本格的推理小説・エッセイ・詩集などのジャンルを月間テーマに決めて、その中から一冊を厳選。週に二冊のペースで購入し読書三昧。

結果、「面白い本の探し方」というテーマの講演をさせてもらいました。

「読む落語&読む講談」と言うテーマで、月一作のペースで年間12本の作品を書いた年もあります。※全作品未公開・未発表。

「日帰り温泉の旅」では温泉だけではなく地酒・自料理も楽しみ、翌年に<日帰り温泉の楽しみ方>とテーマでの講演依頼もありました。

「お香を楽しむ」では京都や鎌倉へ出かけ自分好みのお香を探し歩き、「蕎麦処のお蕎麦を食べ比べ」では日本全国のそば処を食べ歩き、「行き先や目的地を決めない一泊二日の旅」というテーマの年は、気分任せで電車に乗り込み、気の向いた駅で降り、そこから旅を始めるという、今考えるとバカバカしい企画を真面目に楽しみました。

後日談ですが、講演ではそのバカバカしい企画の旅での、ハプニングやアクシデント、地元の人たちとの素敵な出会いや触れ合いの話が一番ウケましたけどね。

この<新しい自分発見法>は、UFJ総研の経営者交流会でも大いに活用させてもらいました。その意味では友人のボヤキに、感謝です。

そして、今年の<新しい自分発見>のテーマは、「ご隠居馬券師雑記帳」

去年から始めた「自分の小遣いは、馬券で稼ぐ」が大成功。調子にのってブログ内で書き綴っています。年度末までシコシコと馬券で稼ぎ、これだ!という面白そうなレースを見つけたらドカ~ンと大勝負する予定。

勝っても負けても、そのひと勝負で「ご隠居馬券師雑記帳」の企画を終わらせます。その時は事前に買い目を書きますから、応援してください。どうせなら、負けて恥をかいて終わるより、勝って大笑いしながら、次の企画にチャレンジしたいですからね。