やって来ました武蔵新城のゼンゼン。
登戸ハスミ出身とのことでかなり気にはなっていたが、一度前を通って長蛇の列だったので、しばらく様子見ということで今回の訪問に。
到着すると店内の待ちイスに二人。
ギリギリ外で待つ羽目になったが、日陰だし寒風は吹き荒れるしで、かなり凍えて待つことに。
ワタクシが待っている間も次々と後続がやって来たが、学生風の3人組、道路を挟んだ店の真ん前でワイワイと並び始めた。
しばらくすると店主が出て来て、
「おい!人ん家のなか入るようなことすんな!」
などと一喝。
その学生たちもシュンとなって大人しくなった。
たぶんこれまでも何度となく繰り返されている光景なのであろう。
立地的にやや商店街から外れたトコなので、神経質にならざるを得ないのであろうか。
ラーメン少なめニンニク。
普通が350グラム、少なめが250グラムとなっていたので、微妙なところではあるがとりあえず少なめをチョイス。
見た目はハスミのような威圧感(?)は無く、小ざっぱりとした印象。
麺はやはりハスミ譲り。
極太で表面はやや柔らかめながら、芯のほうはしっかりとした歯ごたえ。
コシがあるかと言われれば、そうとも言えないトコロで、かなりオリジナル感溢れるモノ。
スープはかなり甘めで、アブラっぽさもそれほど感じない。
あえて言うならば、マルジに近い雰囲気か。
ワタクシ的にはとっても好みで、かなり美味かった。
味も食感もまぁまぁといったところ。
これなら豚増しでも良いかもしれない。
全体的な量は少なめながら、これ以上いくと一気に来そうな量であった。
店主一人で切り盛りしているが、なかなかたいへんそうである。
そのせいもあってか、ハスミ時代の殺伐感は健在。
はたから見て、楽しそうに仕事をしているようにはまったく見えない。
それでも味の方はかなりの満足度。
次回はエビなんて狙ってみたいものである。