だいぶ冷え込んできた今日この頃、やって来ました新代田。
到着すると空席二つ。
「奥の方が若干あったかいですよー」
とのお言葉に従って奥側の席に座ってみれば、壁際には醤油が入っていると思われる段ボール箱がちょうど腰の高さほどに積み上がっていた。
後方の空間はほぼ無くて、まるで三田のようであったが、なぜか落ち着く。
厨房はいつもの二人。
年配の不慣れな客に対して、ドイさんがあれこれと対応していたのが頼もしい。
ラーメン麺少なめ＋タマネギ＋かつおぶし。
前回のアブラコールでややきつかったので、今回は大事をとって「そのまま」で。
まずは麺をひと口食べて、すぐに「これは三田だ・・・」と思わせる出来。
細め柔目のツルツル麺で、コシの具合が若干違うかなというくらいのモノ。
聞くところによると、店主殿の打った麺とドイさんの打った麺のコラボとか。
新代田ではほぼお目にかかった事の無い食感は、かなり美味い。
スープは、マイルドながらもしょっぱ目風味の新代田味。
もうちょい甘めなら、これまた三田にかなり近いと思われる出来でメチャ美味い。
豚はデカイ塊二つ。
適度な脂身でフワフワの食感はとっても美味い。
全体的な量は少なめ。
それほど空腹でもなかったので大丈夫かなと思っていたが、食べ始めたらグイグイといってしまった。
とにかく今回のモノ、味といい食感といい（席の具合といい）三田のテイストを感じさせる出来栄え。
こんな新代田も、とっても楽しい。