不意にやってくることになった小岩の地。
ここは昼しか営業していないということもあるが、ワタクシのテリトリーからはだいぶ外れたエリア。
そうそう来られる場所ではないので、貴重なタイミングであった。
到着すると待ちが6人ほどで、ちょうど列が分かれた先頭で待つことに。
前方の列を眺めつつ、誰か店から出てきたら前に詰める要領なのだが、あまり回転は良くないカンジ。
そんなわけでしばらくしてから冷房の良く効いた店内へ。
厨房は店主殿と年配のご婦人。
このご婦人、どういった立場の人なのか謎であるが、なかなかいい味を出している。
物腰柔らかで、まるで二郎にいるとは思えない気分にさせてくれるのであった。
小ラーメンニンニク。
麺はやや細めの柔らかめながら、しっかりとコシを感じさせる美味いヤツ。
表面のツルツルとした食感もいい感じで、とっても好みのタイプ。
スープはけっこうなカラメで、キリッと醤油が効いた感じ。
表面アブラに固形アブラもプカプカ浮いてて、さらに辛めのニンニクが強烈な存在感で、そうとう美味い。
そのうち一枚はボロボロと崩れている。
味付けはかなりのショッパめで、柔らかホロホロ、とっても美味い。
ただしサイズ的には、新代田の一枚分にも満たない程度。
これなら豚増しでも良かった。
全体的な量は少なめで、これくらいの量なら安心して食べられる。
しかしながら一杯の完成度はかなりのモノ。
何というか「優等生的な二郎」といった印象なのであった。