やって来ました新新代田。
小麺少なめヤサイカラメ
到着すると先客三人。うち二人はすでに食べている。
厨房は背の高い助手さんと店主殿。
ワタクシが入店すると、店主殿、麺を投入。
さらにワタクシの後からポツポツと客が入ってくると、その都度麺を投入していって、計四杯分のロットとなった。
ワタクシの後から入って来た客の一人、券売機にお金を投入しようとするところで店主殿が
「大で?」
と確認。
するとその客は
「はい」
と、うなずいて小の食券を購入。
どうやら常連さんのようであるが、何とこの人、実に小柄な女性なのであった。
大食いタレントなどは細身の人が多いが、なるほどこの方も同類であろうか。
さて見た目は実にそそられる雰囲気。
麺はかなりのヤワ目。
太くてプリプリしてはいるものの、ワタクシ的にはもう少し歯ごたえがあってもよろしい。
しかしながらこの食感はなかなか他所では味わえないもので、ある意味個性的ではある。
カラメコールにも関わらず、スープはややウスメ。
壁の張り紙に「調整可能」との文言が書かれていたが、もう少しカラくてもよろしい。
表面には油の層がタップリで、なんとも香ばしいカンジは、旧店のモノを連想させるのであった。
豚はデカイ塊が一つとやや小ぶりなモノが二枚ほど。
これはやや濃すぎるほどの味付けで、相当美味い。
塊のモノはややパサついていたが、それがアクセントとなってスープの油っこさを緩和してくれた。
ヤサイは大量でホクホク。
これは普通。
今回は全体的に大量。
多分麺自体の量も多かったのであろう。
余裕はほぼ無しの状況であった。
ちなみに先ほどの女性、丼を計三杯使って、美味しそうにパクパクと食べていたのであった。
麺少なめなどとコールしている自分がやや気恥ずかしかったものの、
「あんなに食べられたらなぁ~」
などと、とても羨ましかったのである。