陸 | キイソのブログ

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 食後の独り言

つけ麺+豚増し
20130410
やってきました陸。
しかも今回は初めて訪れる尾山台店。
店主の修業先である上野毛二郎とも近距離で、なるほどここなら馴染みのある立地ではあるまいか。
到着すると半分ほどの入りで、店のカンジは本店よりもややシックな印象。
それでも本店同様に小奇麗な雰囲気はなかなか好感が持てるのであった。
厨房には、以前本店にいた助手と店主奥様の二人。
この助手、本店にいたときは雑&ぶっきらぼうなカンジの印象があったが、やはり店をまかされて気合いも違うのか、なかなかテキパキとした接客をこなしていた。
さらにあの寡黙な店主奥様が、密かなプレッシャーになっていることは間違いないであろうと思われるのであった。

そんなわけで出来上がり。
初めて訪れたにも関わらず、どうしても食べたかったのでつけ麺に。
見た目はけっこうなヤサイの盛り。
そして豚もそれなりのボリューム感ではあったが、色合いが本店とは違ってややウスメ。
さらにスープは、器に半分ほどの量・・・。「ちょっとスープ少なすぎね~かな?」などと、若干の不安を抱きつつも食べ始めた。
麺はしっかり締められてシコシコながら、やや細めで風味もそれほど感じないモノ。
スープは、ユズ風味が漂うしっかり濃いめカラメの濃厚なモノ。
まとまりとしてはなかなかであったが、なぜか感動的なものはなかった。
「まぁ普通に美味いかな・・・」といった印象。
そして豚。見た目、味が薄そうであったものの、いざ食べてみるとしっかり味のついた美味いモノ。
しっかり食感のモノあり、脂タップリでホロホロなモノありと、これは本店譲りで最高に美味い。
ヤサイはモヤシがやや水っぽいカンジながらも、キャベツと相まって結構な量。

最終的にはスープが7割ほど無くなってしまったものの、一気に完食。
全体的な印象としては決して悪くはないのであるが、「何かが足りない?」と思わせる出来であった。
さてその「何か」が一体何なのかは、本店のつけ麺と食べ比べてみたいと思うのである。
まぁとりあえず次に来た時は、まずは普通のラーメンを食べてみたいのである。