住む世界
まるで夢見る子供の様で、その人の世界はメルヘンにも似た色をしていた。
誰からも好かれ、誰でも好きになれる、博愛主義者。
でもきっと本当は、淋しくて悲しくて泣いている日もありそうな人。
僕とは正反対の、輝いている存在。
自分はなんでああ成れなかったんだろう。
暗がりに身を隠して、ずっと裏切られた過去を引きずって、涙も流せずにうずくまっているだけの存在。
綴る物語は全て絶望的で、暗い灰色をしている。
もう僕は此処から出られない。
彼の様には成れない。
そう思ったら、悲しくなった。
一生を後悔と自責の念に費やし、罪を償う。
それが僕が選んだ道。
彼はどんな決意で生きているんだろうか。
死にたいなぁ。
幸せを願う馬鹿がいる。
生きているのが当然と思う馬鹿がいる。
マニュ アル通りに人生を終えるつまらない奴がいる。
マニュアルを嫌って人生を棒に振る奴がいる。
色んな人間がいるから
この社会は回ってく。
それが全て予め決まっていても
俺は何とも思わない。
生きて。死んで。
人生ってそれだけだろう?
どんなに素晴らしい物を手に入れても
最後には自分ごと失って終わりなんだぜ。
生きて。死んで。
それだけの事に悩んで。
どっちかに振れっつーなら
俺は死を選びたい。
24年生きてきて
辛かった時間の方がきっともう長くなってる。
死にたいなぁと毎日思いながら
現実世界を離脱して仮想の世界を歩く。
あとどれくらいしたら
俺の順番が来るんだろうか。
「さよなら」
言葉にしたら嘘になるから
気持ちを全て呑み込んだ。
何でもない様な顔をして
何時も通りに笑う。
それくらい出来なきゃ
貴方の傍には居られない。
本当に心から願ったんだ。
少しでも長く
貴方の傍に居られますように。
そして僕のこの気持ちに
貴方が気付きませんように。
季節は巡って
やがて幾度目かの冬が来る。
雪に埋もれて
心臓が止まってしまえばいいのに。
そうしたらきっと
この想いも
時を止めて凍りつく。
何時かこんな僕でも
さよならを言える大人になるかな?
それまでもう少しだけ
貴方の傍に居られたら
いいな。
逃げたくて
現実から逃げたくて
ネットからも逃げたくて
僕は本を大量に買い込んだ。
飽き性の僕は
何十冊と同時進行で読んでいて
お陰でベッドの枕元には本が山積みされている。
基本的に
本はベッドの上で読む習慣がある。
それは、自室が無い僕の砦が
ベッド以外に存在しないせいで。
本を読むと眠くなるからとか、そういう訳ではない。
本は良い物に巡り合うと
色々な知識や思考、感情といった
人間的な収穫物を得られるから好きだ。
タイトル買いをする僕は、
結構駄作に当たったりもする。
まぁそれも勉強だな、と思う。
とても良い本に当たると
頭の中に言葉が溢れてきて
そのまま読書をやめて、
創作活動に入る時もある。
出来不出来に関係なく
創作活動をしたという事実が
少しだけストレス解消になったりする。
逆に言葉はおろか心まですっぽりと抜け落ちて
沈んでしまう時もある。
そんな時はこうして日記を書く。
mixiなんかも使う。
何が自分にとってショックだったのかを
書き出すことで解明するのが目的。
僕は僕自身をあまりよく分かっていないから、
書き出すという作業をしないと理解不能になってしまう。
書いている間、僕の頭の中には書くべき事柄があって、
それを手が自動的にタイプしていく。
僕はこの自動筆記を通じて、自分とコンタクトする。
逃げたくて買った本で
僕は僕の想いを取り戻すことも出来るということ。
何から逃げたいのか
何が欲しかったのか
全て、この両手が教えてくれる。
さぁ、新しく出迎えられた本達よ
君らは僕にどんな僕を教えてくれる?
本音と建前
僕は何でもない事のように振る舞って、
気付いていない振りをした。
僕は衝突を避けたかったから。
そして誰にも分からないやり方で自分を痛め付けた。
疎外されたのは自分の発言のせいだと思ったから。
こんな人間死ねばいいのに。
消えて無くなってしまえばいいのに。
痛みが存在の輪郭を主張する。
僕は何時だって邪魔者で、そう言われるまで自覚出来ない。
言われたら、慌ててその場を後にする。
気付けば居場所は誰も居ない時の自宅だけ。
自室が無いから、家族が居る時はやっぱり邪魔者で。
嗚呼、嫌だな。
もうあの人達とは暫く会えない。
疎外された事に気付いてしまったから。