ネガティブ最前線 -32ページ目

こんなの

こんなの望んでない。

俺は俺が嫌い。
口先だけで中身が無い俺が嫌い。
やると言ってやらない俺が嫌い。
何でもすぐに忘れる俺が嫌い。
くだらない事ばかり覚えている俺が嫌い。
気分屋な俺が嫌い。

俺という存在が嫌い。

何で障害者なの?
何で誰でも出来る事が俺だけ出来ないの?

人を落胆させて。いらつかせて。

もう嫌だよ。
もう嫌だ。

こんな現実、早く終わらないかな。

終わらせたいな。
いっそ。

死の淵

死にたいなぁ。

理由は、えーと

夕陽が綺麗だから?


未来なんて、とっくに捨てたんです。

あとは死ぬだけ。

途端に、死にたくなったんです。

生きてる理由が無いから。


そうしたら、周りの人が

「もう一回頑張ってみようよ」

って手を差し出してくれたんです。

だから僕は奈落に落ちることはなくて、

闇の淵で止まったんです。


よかった。

僕をよく知るその人達は

僕が光を嫌うのをよく知っていて

灯を点さずにきてくれた。

立ち上がらなくてもいいと言ってくれた。


人は一生孤独です。

完全に理解してくれる人なんて出てきません。

人は簡単に人を裏切るし

平気で嘘を吐いて騙します。


それでも。

そんな人間でも。

そんな生き物でも。

死ぬ前にやる事があるなら

全部やり切ってから死ぬべきで。

だから僕は

死ぬ為に

彼らの手をとって

自分に課せられた仕事を

精一杯やり切ろうと思ったのです。


死ぬにはまだ早い?

いやいや、何時死んでもいいんですよ。

死ぬのなんて簡単だし

自己判断でいいんですよ。

生きるより余程簡単で

でもその代わり

人を裏切ることになるんですよ。


僕は沢山の期待を裏切ってきました。

それこそ万死に値するくらい。

そんな僕にまだチャンスがあるのなら

この世界はとても平和で豊かということです。

眩い世界

キレイなものを見ると

自分の醜さに気付く。

キレイな音を聞くと

自分が穢れていると知る。


憧れるけど

もう戻れない。

知らなかった

何も

キレイだった頃には

もう。


僕は何時の間にか

海の底に沈んで

光を遠ざけた。

光は痛かったから。

音も光も無い世界で

僕はずっと隠れていた。

怖くて。

後ろ指を指されるのが

誰かを不機嫌にさせるのが。


誰か教えて

楽になる方法を。

血を流しても

自分を責めても

まだ足りないんだ。

死んでもきっと

何も変わらない。

この家に住み着く亡霊達の様に

苦しいままなんだ。


キレイなもの

水面にキラキラと光る

あの子のこと。

あの子も知っているんだろうか?

この世界は悲しみに満ちてるって事。

傷だらけになっても

強く強く泳ぎ続けられるのは

全てに優しさを与えられるからなのかな。

僕に無いものばかりで

参っちゃうな。

夜が消す音

言えなかった。

さよならだけは。

昔みたいに気軽に

毎日「バイバイ」と言い合うことは

もう出来ないと解っていた。


音も無く閉じた携帯の

あの着信音が鳴ることは

もう二度と無いのだと思う。

それでも後悔だけはしたくないから

僕は一人で笑ってみせた。


例えば僕が死んでも

誰もあの人には伝えないで。

例えばあの人が死んでも

誰も僕に伝えないで。

二人で生きていたあの時の僕らは

とうに死んでしまったのだから。


さよならを言えなかったのは

きっと

もうそんな言葉なんて

あの人まで届かないと解っていたから。

だからせめてこの夜に目を閉じて

朝の光で目を開くその時には

あの人との思い出を

全て時空の彼方へ飛ばしてしまえますように。


鳴らない携帯も

君の知らない僕も

全て夜が溶かして消えた。

「痛み」

解っているんだよ。

止まない雨は無い。

でもさ

何時かまた雨は降るんだよ。

その時にすっかり乾いていたら

痛みが倍になりそうじゃない?

だから僕はずっと濡れたままでいいんだ。


解っているんだよ。

時は過ぎ行くってこと。

でもさ

僕の時計は動かないんだよ。

記憶はない交ぜになって

傷痕だけが自己主張してくる。

だから僕はずっと痛みを抱えたままなんだ。


解っているんだよ。

ねぇ

本当に解っているんだ。

でもどうしようもない事が

この世には沢山あり過ぎる。

記憶を消すことは出来ないし

時間を戻すことも出来ない。

後悔ばかり残るこの人生を

どうしたら喜んで受け入れられる?


僕にはそれだけが

それだけが分からないままなんだよ。