ネガティブ最前線 -29ページ目

年下

年々

自分より年下の人間が

成功を収めるようになってきた。


いつも驚いて

次に凄く絶望する。


僕よりあんなに若いのに

あの人は成功して

お金持ちで


僕は

この数年間

何の為に頑張ってきたのだろう。


成功した陽の光の当たる場所と

腐敗した陽の当たらない場所。


世間の波に乗れない奴は

皆こうして腐っていくんだ。

そしてその内

日光アレルギーになって

二度と陽の当たる場所に出られなくなる。


望んでいた明日とは違う今日に

愕然としていたのが嘘のように

当たり前に変わることの恐ろしさ。


僕は学校に行かない。

僕は仕事に行かない。

僕は外に出掛けない。

僕は誰とも話さない。


どんどん重たくなるドアノブに

タオルを括り付けて

終いにはそこに首をかけるんだ。

かつてのロックスターのように。


そうなるまで

あと何年だろうか。

何時だって僕は死にたがりで

生きる責任を負わされている。


生まれてきたくなかったな。

生まれてこなければ

こんな気持ちにならなかったのに。

記憶

僕の頭は

失敗を残し

成功を消していきます。


だから何時も僕の頭にあるのは

失敗した、悔しくて憎らしくて死にたくなる過去です。


時々

楽しかった事も

悲しかった事も

全部忘れてしまえたらな。

と思うことがあります。


全部忘れて

何事も無かったことにして。


それは、最上級の逃避です。


でも僕は

一方で

このまま

失敗した記憶だけを

残し続けていくのもありだと思っています。


何故って

二度と同じ失敗を繰り返さない為。


人生の数々の汚点を明確に覚えて

それを教訓にしていく。


ずっと死にたい気持ちを抱えて。


でもきっと、それも逃げなんだろう。

同じ失敗を恐れて

現実逃避している。


少しは楽しかった思い出が欲しいのですが、

残念ながらその一時の高揚はすぐに忘れてしまいます。

でももしそんな記憶が残っていたら

きっと僕はその記憶の中に引きこもって

一生出てこないと思うので、これが正しいのかもしれません。


僕はあまりに躓き転び過ぎて

それでも痛みを引き連れて

一日一日を重ねてゆくのでしょう。


最早苦痛だけが生きている証。

僕は死ぬまで死ぬ思いをしていくのです。

それが、望みなのです。

旧友

何年振りか

メッセンジャーで見つけた

友達。


話しかけたら

返答がきて


でも

どうしてだろう


向こうが就職した事を知って


彼がかつてのように

僕と無駄話が出来るような時間は

もう無いと解ったら


繋がっているのに

とても遠く感じて


話を続けられなかった。


昔は二人とも無職で

少しだけ病んでいて

お揃いの気持ちが多分あって

夜中とか 朝方とか

何でもないような事を話し合って


それが楽しい時間なら尚更

終わりがくる事なんて解っていたのに


まるで

ずっと

何時でも

また話し合えるかも

なんて

思ってた。


馬鹿だなぁ、俺。


成長も変化もしないで

僕はずっと此処に居て

それだけが事実で

周りが変わっていくのを

ただ悲しい目で見てきた。

それを今更また思い知るなんて

本当に馬鹿だ。


馬鹿だから、仕方ないじゃないか。

せめて自分から身を引く事くらいは

わきまえてるつもりなんだ。


だからさよなら。

旧友へ。

友人

学生時代の友人は、ほぼ全滅。

だからといってネットの中での友人も

それほど多いとは言えない。


基本的に

僕は一人で遊ぶのが得意だから

自然と他人との交流が無くなっていく。


でも、誰かと居て、つまらないわけじやない。

人と居るのはそれはそれで楽しい。

ただ、不得意ではある。

だからそれを知っていて、

サポートしてくれる人が相手じゃないと上手くいかない。


今になって、連絡を取りたい人がいる。

その子は一人称が『僕』の女の子で、

学生時代の友人が言うには

「声が変わっていた」

らしい。


その子が僕と同じFtMであれば

仲間になってほしいと思うし、

何処でホルモン注射を打ってもらえるかも分かる。


今の僕は八方塞。

自分と似た人が一人もいない。

要するに、仲間が居ない。

別に行動する気が無いのなら必要ないけれど、

困るといえば困る。

現状生きていてこれだけ仲間が居ないのは初めてだ。


このまま周りから誰もいなくなっても

僕はずっと一人で家に篭って遊ぶのだろうか。

それが見えてしまう現在であるという時点で

もう駄目な気もするけれど。


でも昔みたいに

簡単に仲間はつくれない。

裏切られることの簡単さを

知ってしまったから。


二度と人が戻らないという事を

理解してしまったから。


途中でいなくなる人間なら

最初からいらない。

そう思うのは、我侭だろうか。

死にたい。

久しぶりに

本気で死にたくなった。


正確に言えば

死ぬほど自分をズタズタにしたい

って感じなんだけど。


体中

切り刻んで

痛みを感じて。

僕は泣けないから

代わりに血を流す。


せめてそれくらいの事、させてほしい。


家族が罵詈雑言を浴びせてくるので

実際には身体の何処も切れない。


血も涙も流せない僕は

この苦しみを何処へ捨てればいい?


死にたくなるくらい

苦しいんだ。

自分を傷付けるくらい

痛いんだ。


僕の人生などとうに滅茶苦茶だから

もう価値が無い。

それでも生きろというのなら

植物状態にして

ずっと夢の中に居させてよ。


現実世界にはもう

僕の居場所は無いから。