こちらの記事の続きになります
前回の記事では、被災した遊女の立場から
嬉しい~!!
という気持ちで、感極まった
ところまでお話しました。
観音様の前で、パァーっと
明るく世界が広がった感じがしました。
慰霊祭が始まる前で、すでに
たくさんの方が成仏された気がします
弁財天のお社前の池も
綺麗に整備されました
さて、慰霊祭が始まるとのことで
席に座ろうと思ったんですが…
最前列だけが空いている
さすがに、最前列は…
と躊躇していると、司会進行の方に
前に座っちゃってください~
と誘導され、VIP席の最前列中央へ
申し訳なさも感じつつ、慰霊祭が始まりました。
・太鼓と笛の演奏
・獅子舞と吉原狐の舞
凄い躍動感でした!
生きた獅子をみてるようで感動。
吉原の狐舞は、
大みそかの夜、白面の狐が練り歩いていた歴史から、お正月に吉原神社境内で伝統を伝え演じられてるとのこと。
この狐さんに抱き着かれると
翌年妊娠してしまうというジンクスがあって^ ^
遊女さん(とくに新造)は逃げ回っていたようです。鬼ごっこみたいな、遊びですね。
今では、結婚式に呼ばれることも多く
新婦さんに抱き着いて子宝祈願
という需要があるそうですw
吉原にわか
(まちがってたらごめんなさい!)
吉原芸能を、復活させて継承してるとのこと。
みなさん、ぜひ遊女になったつもりで
列に続いてください~
声を掛け合いながら、境内を一周回ります。
私はというと、促されるまま一般参列者の先頭に立って、堂々と回りました(笑)
この時には遠慮とか無くなって、関係者の気持ちになってます。
この後、薩摩琵琶の美しい音色と
源氏物語の弾き語りを聞き
もはや慰霊というよりエンターテイメント‼
心から楽しませて頂きました
来年には、東京藝術大学美術館で
「大吉原展」が開催され
再来年には、大河ドラマの舞台にもなるようで
(浮世絵・蔦屋さんがテーマらしい)
吉原に新しい風が吹きまくって来てます
今までは、吉原に陰を感じていましたが
100年目を転機に個人的にも社会的にも
光に転じていきそうです。
私もその流れにのって、
吉原の華やかさが復活していくのを
応援していきたいと思ってます
数あるブログの中から
辿り着いてくださったご縁に感謝
最後までお読みいただき
ありがとうございました
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