思った以上に良かった。
そんなに期待はしていなかったのですが、「執着」というものがテーマの映画か?と思いました。
私も未練なのか「執着」なのかわからないような状況でビジネスをしています。
この映画を見る前までははっきりいって今のビジネスの状況を切り捨てるべき時か?とも思ったのですが、「執着」ということで残してもいいのかもしれません。
ただ、この映画で出てくる店長のようにもう一つの生活の軸さえあればと思います。
いろいろな思いをもって生きていくのはよくあることで、それで「執着」が意味を持つときがくるかもしれないと思った。
妻は小松菜奈が可愛いと言っていました。
小松菜奈ファンにはいい映画なんでしょう。
何かを失ってしまった若者やいろいろな「執着」、「未練」に引っかかっている人には一回見て欲しい映画です。
で、私は何を率直に思ったのか?というと
私は中学生の時は陸上競技をしていて、地元でもある程度有名な選手で、高校では勉学のため、陸上競技をやめたということでこの主人公と重ね合わせ見てしまった。
ただ、私の場合は勉学という理由で逃げたのかもしれません。苦痛でしかない練習から。
勉強も中途半端であった時期もあったのでいろいろな思いもあって大学生活を過ごした。私の友人は大学、大学院で陸上競技に復活したものもいました。
いろんな選択肢がありながらこんな人生を送ったのだと感じた映画であった。
きっと私の「執着」は何か生み出すと信じています。