人の能力と好き嫌い | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、私たちには、誰にでも、好きなことや嫌いなこと、あるいは得手不得手があります。

 

この人の好き嫌いに関して、幼い子どもが何に興味を持つようになるのかは、その子どもが持っている能力に関係がある、という研究があります。

 

確かに、幼い子どもが興味を持つ対象は、少なからずその子が持っている能力に関係があるのかもしれません。

 

しかし、子どもがあるものごとに初めて触れたとき、その場の状況や周囲の人たちの反応が、その後の子どもの興味の持ち方に大きく影響するのも事実です。

 

たとえば、子どもが何かを初めてやってみたとき、周囲の人たちの反応が暖かく心地よいものであったならば、その子は、そのものごとへの興味をますます強くし好きになっていくことでしょう。

 

これとは反対に、周囲の人たちの反応が子どもの行動を非難するようなものならば、その子は、そのものごとへの興味を少しずつ失っていくでしょう。

 

そして、そのような状況が続けば、ものごとへの興味を完全に失い、場合によっては、そのことが嫌いになるかもしれません。

 

このように、人のものごとに対する好きや嫌いな感情が、周囲の人たちの反応によって強化されたり薄れたりすることを『オペラント条件付け』と言います。

 

このことから、人の好き嫌いや得手不得手というものが、その人の能力というよりも、そのときの状況や周囲の人たちの反応という偶然性の方により深く結び付いていると言えるのです。

 

これは、昔から、

 

好きこそものの上手なれ

 

ということわざがある一方で、

 

下手の横好き

 

という正反対の意味のことわざがあることからもうかがい知れます。

 

また、『食わず嫌い』ということもあり、今まで不得手だと思ってやらなかったことが、いざやってみると自分の性に合っていたりすることもあります。

 

それゆえ、自分の好きなことや得意なことだけに囚われていてはもったいないのです。

 

嫌いなことや不得手なことにこそ、その人の才能があるかもしれないのです。

 

嫌いなことや不得手なことを克服する努力をして初めてその人の持つ新たな能力が開花していくのです

 

それでは、先週の『いいね』ランキングです。

 

ご興味のある記事がありましたら、お時間のあるときにでも、読んでいただければうれしく思います。

 

1位 『変わるための必須条件

 

2位 『自分の矛盾を見つける

 

3位 『色眼鏡で見る

 

4位 『人の嫌がることをする子ども

 

5位 『極端な謙虚さの中に見る自己欺瞞

 

6位 『変わるための必須条件 その2

 

7位 『充実した一年を過ごすために

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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